今週末のデッキはこれを使え!

【スタンダ―ド特集】今週末のデッキはこれを使え!

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今週末のデッキはこれを使え!とは?

この記事はプロツアーを目指すトーナメント指向の高いプレイヤーの方や時間があまりとれずデッキ選択に迷っている方に流行のデッキ情報や最新のアーキタイプ情報、戦略・サイドプランなどをお届けするのをメインとした情報記事になります。

トーナメントに出場しているプレイヤーは一つの目標とし『プロツアーへの出場』を目指す方が多いと思います。そしてプロツアーへ参加する方法として最もオーソドックスな手段は2つあり、グランプリで13勝2敗以上による権利獲得とプロツアー地域予選で上位入賞による権利獲得が一般的です。

しかしグランプリの出場は年内でも回数が限られていてフォーマットもバラバラなため自分の得意なフォーマットとは限りません。

プロツアー出場への王道はやはりプロツアーの地域予選(以下RPTQ)へ出場しそこで勝利するものが最も早い道のりと言えるでしょう。またほぼ毎週開催されるプロツアー予備予選(以下PPTQ)はプレイヤーの腕を磨きつつプロツアー出場への道も近づくので一石二鳥です。

この記事ではRPTQへ出場するための予選であり、ほぼ毎週行われるPPTQのオススメデッキを主に紹介していくものとなります。

PPTQのフォーマットがスタンダードシーズンに突入ということもあり、スタンダードのフォーマットのPPTQの間はスタンダードのリストを紹介していこうと思います。それでは早速デッキリストを見ていきたいと思いますが、その前に現在のメタゲームの解説を少ししていきたいと思います。

今週のメタゲーム

先週はスタンダードの大型イベントであるグランプリはありませんでした。

しかし、11月のスタンダードGPは上海ワルシャワアトランタポートランドで開催されており、スタンダードのメタゲームの流れはグランプリの結果から推測することが出来、今週のメタゲームも予想することが可能です。

世界各地のグランプリでの優勝デッキは副陽コントロールと4Cエネルギー、そしてティムールエネルギーが2回優勝とエネルギーを軸にしたデッキがグランプリを制しています。

トップメタである赤単アグロは優勝こそないものの、全体のメタゲームを見るとティムールエネルギーに次ぐ2番目の使用率であり、大会の上位入賞の数もトップクラスで11月のグランプリの上位デッキは必ずこの2つのアーキタイプが勝っている結果となっています。

今回はそんな赤単アグロとエネルギーを軸としたデッキで溢れた環境で、今週は勝ち組になれるであろうアーキタイプを紹介していきます。

今週の当コラムがオススメするデッキは…!

今週末のデッキはこれを使え!!

Sand Strangler / 砂かけ獣 Glorybringer / 栄光をもたらすもの
ティムールを意識しミッドレンジに寄せた赤単デッキ
今週のおススメは先週に引き続き赤単アグロですが、GPアトランタでTOP8に入ったトッププロの一人であるBen Stark選手が使用したエネルギーデッキを強く意識した海外ではデザート・レッドと呼ばれている赤単アグロです。この赤単アグロ 《砂かけ獣》 《栄光をもたらすもの》 といった盤面を捌きつつ展開できるカードを採用してクリーチャー主体のデッキであるティムールエネルギー赤単アグロに有利に立ち回れる構成になっています。 通常の赤単アグロは必ずと言っていいほど採用されている 《地揺すりのケンラ》 《熱烈の神ハゾレト》 の枚数が減っており、中盤以降でアドバンテージ源として活躍する 《宝物の地図》 《反逆の先導者、チャンドラ》 がメインから採用されています。
Sand Strangler / 砂かけ獣 Dunes of the Dead / 死者の砂丘 Glorybringer / 栄光をもたらすもの
とにかくアドバンテージを意識した構成
このリストではティムールエネルギー赤単アグロに対しての戦略として、展開と除去を同時にするクリーチャーを採用する工夫がされています。そして通常の赤単アグロではまず見ることがない 《死者の砂丘》 が採用されており、 《陽焼けした砂漠》 の4枚目よりも優先しており、このデッキが少しでもアドバンテージを得て勝利しようとしていることを表しています。

また使用している 《砂かけ獣》 《栄光をもたらすもの》 ティムールエネルギー側が使用してくる 《慮外な押収》 で取られたとしても既に最低限の仕事はしていて、取られたとしても致命的な結果に結び付きにくく優秀です。

アドバンテージ源になるカードを多く採用して構成を重くしたことで多少スピードダウンしている赤単アグロですが、その分環境のトップメタであるエネルギー系のデッキに優位に立てる構成をしています。GPアトランタでは惜しくも敗れてしまったものの、エネルギー系のデッキがあふれる現在のスタンダード環境では活躍できる良い立ち位置にいるので、今週のおススメはこのBen Stark選手が使用した赤単アグロとなります。

要注意!?青白サイクリングデッキ!?

サイクリングで無限のようなリソースを手に入れる!
スタンダード環境は赤単アグロティムールエネルギーの海になっていますが、グランプリポートランドのTOP16に珍しいデッキが入賞しています。それは起動型能力であるサイクリングに着目したデッキで 《見捨てられた石棺》 《ドレイクの安息地》 を使って徐々にアドバンテージを生み出し、最後は圧倒的なリソース差を付けて勝利するサイクリングデッキです。
サイクリングと相性がいい墓地の枚数を必要とするカード
採用されている 《相殺の風》 はサイクリングが付いている打消し呪文です。このデッキでは墓地にカードがすぐに溜まるため、ほぼ確定カウンターして使用することが出来ます。また 《見捨てられた石棺》 で再利用することが可能なのでゲームに蓋をするカードとしても機能します。同様に 《アズカンタの探索》 もすぐに変身するため、マナ加速とアドバンテージ源になるため、リソース勝負を仕掛けるこのデッキと非常に相性がいいものになっています。
Torrential Gearhulk / 奔流の機械巨人 Regal Caracal / 威厳あるカラカル Nimble Obstructionist / 敏捷な妨害術師
サイドボード後はクリーチャーによる勝ち筋も増える
メインデッキには 《秘法の管理者》 しかクリーチャーは入っておらず、 《ドレイクの安息地》 でのトークン量産によってゲームの勝利を目指すので対戦相手の除去は腐りやすく、サイド後は対戦相手が除去を減らすことを想定してクリーチャーを増やすゲームプランをとっています。

現在のスタンダード環境は赤単アグロティムールエネルギーを筆頭に環境がほとんど固まってきていますが、トップメタを意識したデッキやメタゲーム外のデッキも対策が薄くなってきているデッキも多くなってきていることから活躍する機会も出てくるかもしれないので大会に出る際はしっかりと流行のリスト以外にもに目を通しておきましょう!

まとめ

今回はメタゲームが固まってきた現在のスタンダード環境で赤単アグロティムールエネルギーのトップメタに対して、有利に立ち回ることが出来るBen Stark選手が作成した赤単アグロを紹介していきました。

そしてトップメタである赤単アグロティムールエネルギーへの対策も大事ですが、今回紹介した青白サイクリングやグリクシストークン、そして先々週TOP4に入った赤緑エネルギーなどのあまり意識されていないメタ外のデッキの活躍も見え始めているので、最新のデッキリストにはしっかりと目を通しておきましょう!

以上、今週末のデッキはこれを使え!でした。

今後も毎週木曜日に更新となりますので、よろしくお願いします!それではまた来週の連載をお楽しみに!
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