今週末のデッキはこれを使え!

【スタンダ―ド特集】今週末のデッキはこれを使え!

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今週末のデッキはこれを使え!とは?

この記事はプロツアーを目指すトーナメント指向の高いプレイヤーの方や時間があまりとれずデッキ選択に迷っている方に流行のデッキ情報や最新のアーキタイプ情報、戦略・サイドプランなどをお届けするのをメインとした情報記事になります。

トーナメントに出場しているプレイヤーは一つの目標とし『プロツアーへの出場』を目指す方が多いと思います。そしてプロツアーへ参加する方法として最もオーソドックスな手段は2つあり、グランプリで13勝2敗以上による権利獲得とプロツアー地域予選で上位入賞による権利獲得が一般的です。

しかしグランプリの出場は年内でも回数が限られていてフォーマットもバラバラなため自分の得意なフォーマットとは限りません。

プロツアー出場への王道はやはりプロツアーの地域予選(以下RPTQ)へ出場しそこで勝利するものが最も早い道のりと言えるでしょう。またほぼ毎週開催されるプロツアー予備予選(以下PPTQ)はプレイヤーの腕を磨きつつプロツアー出場への道も近づくので一石二鳥です。

この記事ではRPTQへ出場するための予選であり、ほぼ毎週行われるPPTQのオススメデッキを主に紹介していくものとなります。

PPTQのフォーマットがスタンダードシーズンに突入ということもあり、スタンダードのフォーマットのPPTQの間はスタンダードのリストを紹介していこうと思います。それでは早速デッキリストを見ていきたいと思いますが、その前に現在のメタゲームの解説を少ししていきたいと思います。

今週のメタゲーム

先々週、スタンダードの大型イベントであるグランプリが上海ワルシャワアトランタで開催されました。

それらのグランプリでの成績は赤単アグロティムールエネルギーの2大勢力を筆頭にこれら2つのデッキを意識したギフトミッドレンジ機体ビートダウン副陽コントールが勝利するといったプロツアーを繰り返したような結果となりました。

それから一週間が経ち、先週はスタンダードのグランプリであるグランプリポートランドが開催されました。

トップ16を見てみるとトップメタである赤単アグロティムールエネルギー(黒タッチを含む)の海!なんとトップ16人中13人のプレイヤーがこの2つのデッキを選択していたのです。

今回はそんな赤単アグロティムールエネルギーの海となった環境で、今週は勝ち組になれるであろうアーキタイプを紹介していきます。

今週の当コラムがオススメするデッキは…!

今週末のデッキはこれを使え!!

Harsh Mentor / 過酷な指導者 Rampaging Ferocidon / 暴れ回るフェロキドン
特定のカードやデッキに対抗
今週のオススメはティムールエネルギーギフトミッドレンジ白黒トークンらを意識した 《過酷な指導者》 《暴れ回るフェロキドン》 を採用した赤単アグロです。

というのは環境で一番使用率の高いティムールエネルギー 《つむじ風の巨匠》 《スカラベの神》 に対して、この2種のカードの内どちらかでも放置すれば大きなダメージを叩き出してくれるため非常に有効で、ティムールエネルギーが勝つにはこれらのクリーチャーを必ず除去していく必要があるからです。
Sand Strangler / 砂かけ獣 Desert of the Fervent / 熱烈の砂漠 Glorybringer / 栄光をもたらすもの
サイドから除去を内蔵した重めのクリーチャーを採用
このリストではティムールエネルギー赤単アグロに対してのサイドボード戦略として、展開と除去を同時にするクリーチャーを採用する工夫がされています。これらのクリーチャーはティムールエネルギー側が使用してくる 《慮外な押収》 で取られたとしても既に最低限の仕事はしていて、取られたとしても致命的な結果に結び付きにくく優秀です。
ほぼ4枚詰みだったケンラが減り、過酷な指導者へ
またメインボードに採用されている 《地揺すりのケンラ》 の枚数が 《過酷な指導者》 を採用したことで減っており、ティムールエネルギーを意識した構成をしています。 《地揺すりのケンラ》 は永遠により終盤にも使える優秀なカードですが、このリストでは明確にティムールエネルギーをターゲットにしていてメタゲームをしっかりと分析した構築をしていると言えるでしょう。

《地揺すりのケンラ》 《アン一門の壊し屋》 が減ったことで多少スピードダウンしている赤単アグロですが、赤単アグロが得意とする序盤のビートダウンをするカード枚数は必要最低限は採用されており、従来通りのブン回りや遅いデッキを倒す手段には事欠きません。そしてこういった従来の赤単アグロとは違う、環境を意識した赤単アグロが出てきたことで対戦相手がどのバージョンの赤単アグロか分からずにプレイミスをしてしまう要因にもなってくるでしょう。

トップメタであるティムールエネルギー赤単アグロですが、これからの両デッキの対策・傾向には注意を向けていく必要がありそうです。

PWとクリーチャーのサムトが入ったデッキがGPTOP4に!?

今まで使用されることが少なかったカードがGPTOP4へ
グランプリポートランドのTOP16は赤単アグロティムールエネルギーの海になっていますが、TOP4に珍しいデッキが入賞しています。それは大量のエネルギーを生み出し、 《静電気式打撃体》 を強化することで一瞬で相手のライフを削るコンボを搭載した赤緑エネルギーに 《試練を超えた者、サムト》 《造反の代弁者、サムト》 のWサムトを加え、奇襲性をあげたデッキでした。
 
現在のスタンダード環境はティムールエネルギー赤単アグロがトップメタでティムールエネルギーはクリーチャーによる盤面の制圧、赤単アグロは序盤での猛攻から 《熱烈の神ハゾレト》 でゲームに蓋をするデッキです。このどちらのデッキに対してもトランプル付与した二段攻撃による一撃必殺のコンボは常に脅威であり、あらゆる行動に制限を掛けます。このデッキの強みはそういった脅威をチラつかせながら攻めることが出来る点です。
赤単アグロのプランを一瞬で崩壊させるカルト―シュ
このリストではサイドボードから 《沼》 《野望のカルトーシュ》 を入れることでトップメタである赤単アグロのゲームプランを一気に破壊できるプランを採用しています。ティムールエネルギーにタッチ黒をしたデッキにもよく見られるサイドボードプランですが、このデッキの場合は 《顕在的防御》 《暴力の激励》 などのスペルによるバックアップもあるため、安定してこの戦略が決まりやすくなっています。

赤単アグロティムールエネルギーがトップメタになり、環境はこの二つのデッキの海となっていますが、こういった対戦相手の意表を突くデッキも勝利しています。トップメタの情報にばかり目がいってしまう時期ですが、新しく登場してるデッキや対策が薄くなってきているデッキが影を潜ませていることもあるのでしっかりと最新の情報には目を通しておきましょう!

まとめ

今回は赤単アグロティムールエネルギーの海となっている環境から勝ち組の傾向にある構成をした赤単アグロを紹介していきました。

赤単アグロの構成はティムールエネルギーを意識した構成が増えつつありますが、従来の 《アン一門の壊し屋》 を採用した構成も現役のため、赤単アグロに対するプレイの難しさは増してきているので赤単アグロにとって追い風となってきているでしょう。

そしてトップメタである赤単アグロティムールエネルギーへの対策も大事ですが、先々週に登場したBen Starkが使った赤単グリクシストークン、そして先週TOP4に入った赤緑エネルギーなどの新しい構築をしたデッキの活躍も見え始めているので、最新のデッキリストにはしっかりと目を通しておきましょう!

以上、今週末のデッキはこれを使え!でした。

今後も毎週木曜日に更新となりますので、よろしくお願いします!それではまた来週の連載をお楽しみに!
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