デュエルマ・スターカップ 九州エリア代表決定戦 テキストカバレージ

第3回戦:カザト vs. りゅーてぃ

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火単タッチ光・闇単・光闇火ヘブンズゲート。

エリア予選参加者たちの絶え間ない研究と、情報の流通量の増大によって、エリア予選のメタゲームは硬直状態といっていい状況となっていた。

だが、それもこの九州予選までだ。

最新弾、『禁断のドキンダムX』発売によってメタゲームが大きく変わることが予測される。特に、殿堂環境でも猛威をふるう 《音感の精霊龍 エメラルーダ》 が再録されたことで 《ヘブンズ・ゲート》 系のデッキがさらに強くなり、 《S級宇宙 アダムスキー》 という期待のフィニッシャーの登場で水入りの 《ヘブンズ・ゲート》 系の登場も予測されたりと様々なデッキの登場が予測されている。

しかし、やはり最大の注目株は、パック名にもなっている 《伝説の禁断 ドキンダムX》 だろう。

封印と禁断解放という新ギミックによって、これまでも上位だった火単レッドゾーンが強化されることは必至のこのカードがどのような活躍をみせるかは九州エリア予選最大の関心事だろう。実際、会場を見る限りでは多くのプレイヤーが《禁断 ~封印されしX~》をバトルゾーンに用意している。

そこで、最初の観戦記事では、注目の 《伝説の禁断 ドキンダムX》 対決をお届けしよう。



ちなみに、ここで対戦を行うりゅーてぃは、デュエマの非公式情報サイトであるDM:Akashic Recordにてメインライターとしても活躍している人物であり、情報戦はお手の物、といったところだろう。

最新カードが躍動するこのマッチアップ、果たしてギミックを使いこなして勝利を手に入れるのはどちらか。

■対戦風景



先手のカザトは 《轟速 ザ・レッド》 をマナチャージ。対するりゅーてぃは 《閃光の守護者ホーリー》 をチャージ。互いに2ターン目もアクションはなく、初動はカザトの 《単騎連射 マグナム》 となった。

りゅーてぃは3ターン目もアクションはなし。カザトは1ターン目のマナチャージから手札にあることがほぼ自明であった 《轟速 ザ・レッド》 を召喚すると 《轟く侵略 レッドゾーン》 に侵略。これが、2枚封印を外しながらりゅーてぃのシールドをT・ブレイク。さらに、 《単騎連射 マグナム》 もアタックして、りゅーてぃのシールドは残り1枚となる。

だが、返すターン、りゅーてぃは 《轟速 ザ・ゼット》 を召喚して 《単騎連射 マグナム》 へとアタック。さらに、これが 《熱き侵略 レッドゾーンZ》 《轟く侵略 レッドゾーン》 という順番で2段階侵略すると、カザトの盤面は空になり、その上封印も3枚解放される。

そして、カザトの攻め手がここで途切れ、アクション無しでターンエンド。これに対して、りゅーてぃは小さくガッツポーズ。自身のターンに 《轟速 ザ・マッハ》 を召喚すると、これでアタック。そして、侵略のタイミングで少考する。まず、 《熱き侵略 レッドゾーンZ》 の侵略は確定しているが、もう1枚の侵略を行うか否か。

カザトのシールドは現在4枚。追加で侵略するとすれば、カザトのシールドをゼロにできるT・ブレイカーである 《轟く侵略 レッドゾーン》 であり、さらにこの侵略で禁断が解放される。

悩んだ末、りゅーてぃは 《轟く侵略 レッドゾーン》 の侵略を決断。これによって 《伝説の禁断 ドキンダムX》 が禁断解放される。ブレイクされたシールドの中にトリガーはなし。

そして、 《伝説の禁断 ドキンダムX》 がダイレクト・アタック。

カザトは、革命ゼロトリガーでの 《ボルシャック・ドギラゴン》 召喚を宣言したが、めくれたカードは 《天守閣 龍王武陣》 であり、仮にバトルゾーンに出たとしても、 《伝説の禁断 ドキンダムX》 の99999パワーには対抗できないのであった。

Winner:りゅーてぃ

大戦終了後に、りゅーてぃに 《伝説の禁断 ドキンダムX》 を使用した感想を聞いてみた。

りゅーてぃ「見た目通り、というより、見た目以上に強いカードですね。除去されたら負けてしまうというのはデメリットとしてはもちろん大きいですけど、実際はかなり禁断解放するタイミングをこちらでコントロールできるので、 《伝説の禁断 ドキンダムX》 が破壊されたらどっちみち負けみたいな状況のほうが多いですね。それよりも、今まで勝てなかった状況から逆転を生み出せる方がすごいと思います」

実際、りゅーてぃは、前の第2回戦でも、手札からの3連続侵略によって、一気に 《伝説の禁断 ドキンダムX》 を禁断解放し、後手を踏んだ同型戦を制していた。

また、この対戦でも、カザトが封印を減らして2枚の状況にしていれば、 《ボルシャック・ドギラゴン》 でコマンドをめくることで禁断解放し、逆転をしていた。

これまで以上にドラマティックなゲームをメイクする 《伝説の禁断 ドキンダムX》 の活躍に注目したい。
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