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行弘賢が勝手に予想!-プロツアー・アトランタ-振り返り編

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皆さんこんにちは!Dig.cards所属プロの行弘賢です!

プロツアー・アトランタ、前評判の高かったエルドラージデッキが大活躍でしたね!

今回は、先週公開した行弘賢が勝手に予想!-プロツアー・アトランタ-の振り返り編です。

先週の記事を読んでいない方は、是非先にそちらを読んでからこちらの記事を読んでみてください!

それでは、果たして僕の先週の予想は当たっているのか、まずはプロツアーの実際の環境から見ていきましょう!

実際のプロツアーの環境

行弘の予想

相手を妨害するフェアデッキが環境から減り、速度勝負するコンボデッキやビートダウンデッキが環境に増えそう
エルドラージビートダウンは調整が難しいため使用者は少なく、環境に与える影響は微々たるもの

実際の環境

・実に8割のデッキがアグロorコンボデッキだった
エルドラージビートダウンは32人が選択し、全体の8%と予想よりも少々多いものの、想定内の使用者数だった


いやーほぼ完ぺきな予想でしたね!ここまで完璧に予想できる自分が怖くなってきました。

とまぁ、ここまでは完璧なんですよ、ここまでは。えぇ、皆さんがおっしゃりたい事は分かります。

そう、僕が見誤っていたのは、「エルドラージビートダウン」の実力です。
Reality Smasher / 現実を砕くもの
正直舐めてました
エルドラージビートダウンは2日目になんと32人中25人が進出と、脅威の勝率を叩き出しました。TOP8にも6人進出していることからも、今回のプロツアーの勝ち組デッキであった事は間違いないでしょう。

特にチャネル・ファイヤーボールが持ち込んだエルドラージビートダウンは完成度が一際高く、使用者の実力も相まって、チームからTOP8に3人進出しています。

メインから 《虚空の杯》 を4枚採用し、親和感染バーン等上位陣のデッキへ見事に対応しているだけでなく、環境の早さを意識して 《猿人の指導霊》 も4枚採用し、速度勝負で負けないようにしてあります。

ここまで完成度の高いエルドラージを作り上げたチャネル・ファイヤーボールには感服するしかありません…と言いたい所ですが、実は更に高次元なエルドラージビートダウンデッキを作り上げたチームが存在します。

チーム「East West Bowl」が作り上げた青赤エルドラージビートダウンは、 《不快な集合体》 等スタンダードでも及びのかからないようなクリーチャーを多く選択しており、最早常人では辿り着くのが不可能に思える、独創的なリストとなっています。
Drowner of Hope / 希望を溺れさせるもの
クリーチャーをタップさせる能力はモダンでは非常に有効
しかしながら、選択しているクリーチャーそれぞれが同型に強いクリーチャーを選択してあり、特に 《希望を溺れさせるもの》 は同型だけでなく 《鏡割りのキキジキ》 《御霊の復讐》 等のコンボデッキに耐性があるという、見た目以上に環境に合ったカードです。

親和に対しても飛行の 《空中生成エルドラージ》 が頼もしく、 《希望を溺れさせるもの》 はダメージレースを制するのに役立ちます。

あまりにも独創的なリストゆえに、何故優勝できたかを紐解いていくと、デッキに採用されているカードが環境に合った選択であったという事が分かる、優勝に相応しいデッキですね。今度こそ感服するしかありません。

エルドラージビートダウンが結果的に支配的な強さを見せつける事となったプロツアーですが、勿論他のアーキタイプも活躍しています。行弘が注目したアーキタイプは果たしてどのような活躍をしたのか、見ていきましょう!

プロツアー・注目アーキタイプ

行弘の予想

バーン
親和
感染
グリセルシュート

この4つが使用者が増えそうなアーキタイプだと予想。

実際の環境

1位タイ・バーン(使用者51人/13%)   
1位タイ・親和使用者51人/13%)    
2位タイ・感染使用者32人/8%)    
番外・グリセルシュート(使用者5人/1%)


グリセルシュートこそ大きく外したものの、上位3つは抑えられ、実際にモダンを練習していないにしては、上出来な予想をできたと思います。

2位タイがエルドラージビートダウン、3位がZOOなので、クリーチャーに依存したアーキタイプが多そうだという読みは当たっていたといえますね。かなり良い線で環境を読めていただけに、エルドラージビートダウンの実力を読み違えていたのが本当に悔やまれます…。

という訳で、環境予想はエルドラージビートダウンが予想以上に環境に影響を与えた、という点を大きく予想を外してしまいましたが、それ以外は概ね予想通りと言えるのではないでしょうか。僕が前回の記事で使用すると言っていたトリコキキジキなんて使っていたら、恐らくエルドラージビートダウンに踏み殺されていたでしょうね。

プロツアー・アトランタ勝利者予想!

中村修平がTOP8

やっぱり土俵際で勝つじゃないですか!いやはや凄い!

今回は晴れるーむ合宿で一緒にドラフトの練習をさせてもらったのですが、僕を含め合宿のメンバーのほとんどが攻めを意識したドラフトをしていた中、なかしゅーさんだけは多色や、コントロールのアーキタイプを試行錯誤していて、実際に本番のドラフトでもコントロールで6-0している辺り流石の一言です。

モダンのデッキも今回圧倒的勝ち組だったエルドラージビートダウンを選択しており、ここにきてしっかり勝ち馬にのっている辺りやはりベテラン、殿堂プレイヤーなんだと思い知らされました。

とにもかくにもこれで引退は撤回、またプロツアーシーンでしばらくはなかしゅーさんを見る事ができそうで良かったです。

ジョシュ・アター=レイトン、覚前君の予想は外したものの、3分の1でTOP8予想が当たったなら上出来といえるでしょう!

まとめ

予想的中

相手を妨害するフェアデッキが環境から減り、速度勝負するコンボデッキやビートダウンデッキが環境に増えそう
・注目していたアーキタイプであるバーン親和感染の3つが使用者数の上位を独占
・なかしゅーさんがTOP8

予想外れ

エルドラージビートダウンが支配的な強さで勝ち組となり、環境に大きな影響を与えた
グリセルシュートは使用者が5人と注目したにも関わらず予想以上に使用者が少なかった
ジョシュ・アター=レイトン、覚前君はTOP8ならず

今回の予想は、以上の結果となりました!

モダンをやりこんでいないにしては、悪く無い的中率だったと思います。とはいえエルドラージビートダウンの見落としは非常に痛いものであるので、今後は大きな落とし穴を見落とさないようにしないといけませんね…。

以上、行弘賢が勝手に予想!-プロツアー・アトランタ-の振り返り編でした!

次回のプロツアーは予想じゃなくて参加したレポートをお届けしたいと思います!それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 
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