皆さんお待ちかね、新エキスパンションのマジック・オリジンの発売も近づいてまいりいました。
様々なアイディアでスタンダードのデッキを組もうと皆さんお考えでしょうが、まだ何も決まってない人もいるかと思います。
そういった人の指針になればと、今回マジック・オリジンのカードを採用したデッキを早速作ってみましたので、紹介させていただきます。
新エキスパンションが出るから気軽に目のついたカードを導入したデッキでも作ろう。
記事を書くことを決めたときは、そんなことを考えていました。
まさか、環境を支配するとんでもないデッキを生み出してしまうとは。。。
1.新世代の 《石鍛冶の神秘家》 現る

新世代の 《石鍛冶の神秘家》 !
では何故 《秘宝の探求者》 に僕が注目したかというと、同セットに『 《神々の兜》 』という相方を見つけたからです。

《頭蓋囲い》 ?
そこでエンチャントを洗い出して、 《秘宝の探求者》 や 《神々の兜》 と相性の良いものを探してみると、すぐにあることに気が付きました。
テーロスブロックは、エンチャントをフィーチャーしたブロックです。エンチャントでありながら、クリーチャーやアーティファクトであるカードが多数収録されているのです。
テーロスブロックとマジック・オリジンがスタンダードで同居できるのは、わずか2ケ月程。
誰かが言っていました。「デッキ構築とはウィザーズ開発部の意図を読み解くことだ」と。
僕も、気づいてしまったのです。わずか2ケ月しか咲かない花だからこそ、開発部はとんでもない強力なアーキタイプがスタンダードに生存することを許容したのです。
2.相性の良いエンチャントを探せ!



クリーチャーなのにエンチャントな面々


除去すらエンチャントで固める

コントロールへのキラーカード!
とはいえ、 《神々の兜》 を上手く使う構成にしても、肝心の 《神々の兜》 が手札に無ければ意味がありません。
そのために 《秘宝の探求者》 で攻撃を通して、 《神々の兜》 をサーチしてくるというのが、このデッキの一番強い動きとなるのですが、 《秘宝の探求者》 は基本的にはただの熊(2/2バニラ)です。

《秘宝の探求者》 の攻撃を通せ!
これらのカードをデッキのバランスを意識して枚数調整し、デッキが完成しました。
3.スタンダードに蘇った親和!?
Reli-Go |
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18
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クリーチャー
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19
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呪文
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23
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土地
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15
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サイドボード
《神々の兜》 が 《頭蓋囲い》 と似たような性質を持つので、レガシーの親和を意識したデッキにしてみました。



絆魂、飛行、バニラと共通点も多い
《希望の幻霊》 は 《大霊堂のスカージ》 、 《惑乱のセイレーン》 は 《羽ばたき飛行機械》 、 《ニクス生まれの盾の仲間》 は 《メムナイト》 です。


レガシークラスのシナジー


流石に無茶がある?


性質は同じ!


単体で勝てる強烈な4マナ域


土地がクリーチャーに!
ここまであらゆるカードが親和にソックリだと逆に怖いくらいですね。

流石にスタンダードには無かったよ…。
じゃぁ親和はやめにして、 《秘宝の探求者》 を 《石鍛冶の神秘家》 にして、 《飛行機械の諜報網》 を 《戦隊の鷹》 に見立てて、Caw-GoならぬReli-Go(レリゴー)って言い張ることにしましょう。
このデッキ名はReli-Goでよろしくお願いします!流行れ!
4.最後に

エンチャントデッキとの相性が抜群!
僕も早くこのデッキを組んで、友達と遊びたくてウズウズしています。遊ぶだけでなく、プロツアー・オリジンのトロフィーにまで手が届いてしまうかもしれません。
もう今週末はプレリリースパーティー、来週の金曜日にはマジック・オリジンは発売ですね。
今回の記事がデッキに悩んでいる皆さんの新環境のアイディアの助けとなれば、幸いです。
次の記事は、プレリリースパーティーのレポートとなる予定ですので、そちらもよろしくお願いいたします。
ではまた皆さん、次回の記事でお会いしましょう!それでは!