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行弘賢のGP北京参加レポート!

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皆さんこんにちは!Dig.cards所属プロの行弘です!

今回は先週末4月16-17日に開催された、GP北京の参加レポートをお送りさせていただきます。

GP北京は得意のリミテッド環境、特に環境も初期という事で、かなりねらい目なGPという事で、今回はいつも以上に気合を入れて練習しました。

なので、まずはどうやってGP北京に向けて準備をしたのか、イニストラードを覆う影リミテッドの本番に備えた準備編をお送りさせていただきます。

1.準備編

・プレリリースに参加する

これは個人的にはかなり大事だと思っていて、マジックを始めてこれまで、必ず1回はプレリリースに毎回参加しています。

というのも、プレリリースはお互い先入観の無い真っ白な状態なので、様々なカードを使ったり使われたりします。これは自分の印象と強さが違ったカードを見つける事に大きく役に立ち、遊びながら環境のスタートダッシュを切る事ができるのです。

勿論普段ドラフトと比べあまりやらないシールドの練習にもなるのもポイントです。

・合宿に参加する

新エキスパンションの発売と同時に、最近は必ずリミテッド合宿に参加するようにしていおり、今回はトモハルさんにお願いして、晴れるーむ合宿にお邪魔してきました。

リミテッドの難しい所は、一人では中々練習できない所なので、晴れるーむ合宿のような複数人、しかも実力が高い人達と練習できる機会は非常に貴重です。

今回は晴れるーむ合宿に参加する前に数回友人とのドラフトで試して好調だった「緑+X」、「赤+白」を晴れるーむ合宿でも試した所非常に感触が良く、常に勝ち越しをする事ができました。

逆に試してない上に晴れるーむ合宿の他の人の成績もいまいち振るわない「青赤」の組み合わせは合宿中唯一僕が0-3した色の組み合わせだったので、本番では触らないようにしようと決めました。

・友人とシールドの練習をする

これまではプロツアーの練習期間と被るので時間効率を考え、プロツアーに関係ないシールドの練習は殆どしてこなかったのですが、今回はプロツアーに参加しない事もあり、シールドもかなりやり込む事にしました。

練習方法としては、友人を家に招いてひたすらデッキ構築、対戦、意見交換といった方法で、環境の理解度を深める事に専念しました。

数回やった所で分かったことが、

・レアリティ格差が酷い 両面カードのレアリティに差があるため、通常の環境よりプール格差がでやすい。

・緑強い
緑以外のクリーチャーが相対的に弱すぎて、緑を使えなかった時は非常に厳しい戦いとなる。

・システム強い 緑以外はクリーチャーが弱いので、長期戦になりやすい。長期戦になった時は 《ウルヴェンワルドの謎》 のような、長期戦で強いシステムがある方が圧倒的に有利になるので、システムはできる限り採用したい。

の3つで、要は工夫はできるけど、プールの強さに依存度が高いいわゆる「おみくじ」の要素が強い環境ということが分かりました。

ドラフトは晴れるーむ合宿もありかなり自信がつきましたが、シールドはおみくじ要素が強く、不安は残るものの当日は 《大天使アヴァシン》 を引ける事を祈り、GP北京へと旅立つのでした…。

2.GP北京編

GP北京は今回で3度目の参加、一回目はスタンダード、2回目はチームリミテッドで参加しましたが、どちらもTOP8ならず。

今回は3度目の正直と、気合を入れて臨みました。

・初日-シールド-



6パック剥いて使えそうなレアは 《もう一人の自分》 《秘密の解明者、ジェイス》 、ほぼただのマナクリである 《死天狗茸の栽培者》 だけと厳しいパック。

緑がギリギリ使えるのだけが救いですが、格別緑が強いプールという訳でもなく、ただ使えるレベルに達してるというのみ。

《秘密の解明者、ジェイス》 はボム中のボムなので、 《秘密の解明者、ジェイス》 を引けるかどうかにかかっていますが、結果は果たして…?

Bye
Bye
緑白 ○
赤黒 ○
緑白(ライザ) ×
緑白 ○
白黒 ○
緑黒t白(リー・シー・タン) ×
赤黒 ×

行弘賢のPTマドリードへの冒険は終わってしまった! 前述したとおり、 《秘密の解明者、ジェイス》 を引いたゲームは全部勝ち、引けなかったゲームはほとんど負けと、プールの悪い所が全面的に出てしまいました。Dig.cardsアーキタイプ解説でお馴染みリミテッド強豪でもある石村ことライザ、2年連続プラチナレベルのリー・シー・タンに初日から当たる等、当たり運も悪かったですね。

最終戦の赤黒は本当に強く、敗北が確定した2本目はなんと 《狂気の預言者》 から5ターン連続マッドネスカードをプレイ(最後はなんと 《床下から》 !)され、ボコボコにやられてしまいました…。

・2日目-ドラフト-


初日は多少ついてなく、3敗目を喫してしまったものの、2日目は得意種目であるドラフト。なんとか6-0でプロポイント3点を持って帰りたい所です。

・1stドラフト ドラフトしたデッキは緑黒。1パック目遅く取れた 《蟻走感》 2枚を活かした昂揚デッキを作り上げたのですが、下家のTeam Cygamesプロの市川君とだだ被りしてしまい、デッキはまぁまぁといった完成度。レア無しなのが不安材料ですが…。

青白 ×
白緑 ×
白緑 ○

一戦目の青白は 《蟻走感》 2枚で自分のデッキを削り、昂揚達成を目指す僕のデッキに無情にも 《驚恐の目覚め》 を2本ともプレイし、一瞬でライブラリーアウトして負け。

2本目は1本目を軽快に取るも、2本目3本目はマナフラッドして負け。

最終戦の白緑こそ順調に回り難なく取るも時すでに遅し、1stドラフトの結果は1-2でトータル5敗を喫してしまいました。

残りの2ndドラフト3-0で一応プロポイント1点は最低でも持ち帰りたい所ですが…。

・2ndドラフト ドラフトしたデッキは赤黒。初手が弱すぎて 《貪欲な求血者》 スタートで、遅い巡目で 《ギサの召集》 が流れてきたので、そのまま赤黒マッドネスへ。

3パック目に 《狂気の預言者》 こそピックできたものの、またもやレアが0枚デッキ。それもそのはず、自分で向いた1stドラフトと合わせたレアが、 《謎の石の儀式》 《再度の収穫》 《要塞化した村》 《凶兆の廃墟》 《教団の歓迎》 《崩れた墓石》 と、プレイアブルなレアが 《教団の歓迎》 のみで、しかもそれは2ndドラフトの3パック目と、非常につらいものでした。

Bye  ○
赤黒 ○
赤黒 ×

初戦は僕の上家で、試合開始しても現れませんでした。恐らく5敗はマネーフィニッシュが無いので、レアだけ取りきって帰ったのでしょう。レア流れてこない訳だよ!

2戦目はレア有りの僕より強そうな赤黒でしたが、なんとかダメージレースを制して勝ち。

3戦目は更に僕より強そうな赤黒で、流石にデッキ格差がいかんともできず敗北。6敗目を喫し、ノーポイントでGP北京は終了となりました…。

3.楽しかった北京


写真中央の井上君は、僕と同じ福岡出身のプレイヤーで、今回GPTOP8に入賞しています。おめでとう井上君!
結果だけ見れば6敗と、準備には見合わない結果となってしまいかなり残念ではありましたが、一緒に宿を取った友人と一緒にチャンレンジした北京料理は思いのほか美味しく、意外と満足な旅となりました。

今回のように結果がでずとも、仲間と行くGP自体は非常に有意義なものなので、めげずに今後も海外GPにはチャレンジしていきたいと思います!

次回はGP東京のレポートとなりますので、是非そちらもよろしくお願いいたします。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

 
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