革命ファイナルカップ 関西エリア代表戦決定戦

決勝ラウンド​準決勝:コウヨウ vs. ジロウ

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昨日開催された関東エリア大会のカバレージにて、革命ファイナル環境のアーキタイプはほぼ5つに収束しそうだという話が書かれていたかと思う。

成長バスターとミラダンテVV-8、 《獅子王の遺跡》 を使うオールデリートと謎帥ジョニー、そして 《終焉の禁断 ドルマゲドンX》 。この5つのデッキのバリエーションが環境のほとんどを占めていたのだ。

だが、革命ファイナル限定環境は、もっと深くてヤバいものだった。そうであると、関西エリア予選の参加者たちは証明した。これまでのカバレージで紹介してきたジャイアントやワルスラなど、多種多様なデッキ構築が可能であり、そして、勝利する可能性があることを示してきたのだ。

そして、この準決勝の場に、さらなる「例の5種」以外のデッキが登場した。

革命編と革命ファイナルのラスボスである禁断の力が蔓延する環境に殴り込みをかけたのは、ドラゴン・サーガのラスボス 《龍覇 ザ=デッドマン》 の眷属である邪帝類をキーとしたデッキ。 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 デッキだ。

他のビッグマナ系統と同じく 《獅子王の遺跡》 を使用しているものの他2種のようなマナさえ揃えば瞬殺できる性能はない。だが、 《オールデリート》 には9マナ、事実上の2ターン早く使えるという利点が、そして謎帥ジョニー相手には単体でカードパワーが高いため、パーツを貯める必要がなく、またトップデックで解決できるという利点がある。

これまでの会場でも何度もいいところまできたこの邪帝デッキがついに準決勝まで来た。使用するのは、ジロウだ。

対するコウヨウが使用するのは、環境最強光水ミラダンテVV-8。

先攻のジロウは1ターン目に 《ダーク・ライフ》 をマナチャージ。対して、コウヨウは 《スパーク・チャージャー》 をチャージする。

そして、互いにタップインのマナチャージを終えた3ターン目に、コウヨウの 《タイム3 シド》 のチャージを見て、ジロウは 《獅子王の遺跡》 をマナチャージし 《ダーク・ライフ》 をプレイ。続くターンには予想通りの 《タイム3 シド》 がプレイされる。
そしてジロウは 《解体人形ジェニー》 を召喚。 《ミラクルストップ》 《時の秘術師 ミラクルスター》 《スパーク・チャージャー》 《ドラゴンズ・サイン》 という手札から 《スパーク・チャージャー》 を捨てさせる。

コウヨウがトップデックした 《タイム3 シド》 を召喚した返しのターン、ジロウは2体目の 《解体人形ジェニー》 を召喚。こんどは 《ドラゴンズ・サイン》 をディスカードさせる。

リソースを大きく削がれたコウヨウは 《エナジー・ライト》 で手札を補充、そしてその返しにジロウがカードをプレイしなかった隙に 《禁断機関 VV-8》 を着地させ、3枚の封印をのせる。

ジロウは、ドローした 《蒼龍の大地》 をチャージすると最後の手札である《水晶邪龍 ディスティニア》を召喚。そして、4枚ドローあとに選択されたのがなんと 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 !この超ビッグプレイにはギャラリーからも失笑が漏れる。

《剛撃古龍テラネスク》 がバトルゾーンに出されると、山札のトップ3枚からジロウはさらなる 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 を手に入れる。返すターンに 《時の秘術師 ミラクルスター》 を召喚し、墓地から大量に呪文を回収したコウヨウだが、マナも手札もすでに取り返しがつかないほどの差がついている。

ジロウは、ここで2体目の 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 を召喚。先程は1体しか出せなかった 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 だったが、今回は《水晶邪龍ディスティニア》 《解体人形ジェニー》 《剛撃古龍テラネスク》 《爆砕面 ジョニーウォーカー》 と一挙に4体のクリーチャーがバトルゾーンに並ぶ。

まずは、 《水晶邪龍 デスティニア》 の効果で手札を4枚引いて1枚選択させる。ここでは追加のクリーチャーを出すことはできなかったが、さらに 《解体人形ジェニー》 の能力を解決する。

この時点でのコウヨウの手札は 《時の法皇 ミラダンテXII》 《大聖堂 ベルファーレ》 《スパーク・チャージャー》 《ドラゴンズ・サイン》 《エナジー・ライト》 というもの。ジロウはここから 《時の法皇 ミラダンテXII》 を捨てさせると、 《爆砕面 ジョニーウォーカー》 さらに 《剛撃古龍テラネスク》 《音精 ラフルル》 を手に入れる。

コウヨウのバトルゾーンにはすでに 《禁断機関 VV-8》 が居るだけにいつ禁断起動から逆転されるかわからないジロウ。早速《水晶邪龍ディスティニア》を 《音精 ラフルル》 へと革命チェンジさせ、呪文トリガーを防ぎつつ攻撃する。この 《音精 ラフルル》 の攻撃はブロックされなかったものの、さらなる 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 の攻撃は、呪文トリガーのない状況ではブロックせざるをえないため、 《時の秘術師 ミラクルスター》 でブロックせざるをえないコウヨウ。5マナ以上のドラゴンの居ない場を作り上げジロウはターンを返す。

だが、ここでコウヨウのエターナルマシンデュエルがはじまってしまう。
2体目の 《禁断機関 VV-8》 を召喚すると、 《タイム3 シド》 《音精 ラフルル》 へとアタックしつつ 《大聖堂 ベルファーレ》 へと革命チェンジして封印を外しつつ 《邪帝類五龍目 ドミティウス》 《剛撃古龍テラネスク》 をタップし、さらに2体目の 《タイム3 シド》 《時の秘術師 ミラクルスター》 に革命チェンジすると、最後の封印がはずれ、禁断起動してしまう。

追加ターンにコウヨウは 《スパーク・チャージャー》 《剛撃古龍テラネスク》 をタップし、 《大聖堂 ベルファーレ》 《大聖堂 ベルファーレ》 へと革命チェンジしつつ封印を1枚外し、そして、 《時の秘術師 ミラクルスター》 のアタックが 《時の法皇 ミラダンテXII》 へと革命チェンジし、能力で 《ドラゴンズ・サイン》 が使用されると2回目の禁断起動を許してしまう。

そして、この 《時の法皇 ミラダンテXII》 のアタックにトリガーはなく、かろうじて続く 《禁断機関 VV-8》 のブレイクでは 《青寂の精霊龍 カーネル》 がトリガーするのみ。

唯一のブロッカーとなった 《青寂の精霊龍 カーネル》 が追加ターンに召喚された 《大聖堂 ベルファーレ》 にタップされてしまうと、時を操る2大レジェンドを前に邪帝のエリア制覇の夢は崩れ去るのだった。

Winner:コウヨウ
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