革命ファイナルカップ 北陸エリア代表戦決定戦

決勝戦:ちびちび姫 vs. トルクる

Caaa142c a4b8 49f1 a8f9 5e3c91d2e5bf
第6回戦で、リベンジを求めて会場に来た姉川を、逆にいがぐり王子がリベンジする形になっていた裏で、第3回戦でフィーチャーしたMGRと、第5回戦でフィーチャーしたちびちび姫が2敗のラインで戦っていた。

その後、ちびちび姫は決勝ラウンド1回戦で兄のいがぐり王子に2年前のリベンジを果たしていたわけで、第6回戦を勝利したのはちびちび姫だった。

ちびちび姫は、準々決勝はThomas・準決勝は姉川と言ったいわゆる「身内」、つねに自分がデュエマをやってきた中で共にプレイし、見守ってきてくれた年上のお兄さんたちに「恩返し」する形でついに自身初の大型大会での決勝進出を果たしたのだ。

そして、今、ちびちび姫はある偉大な記憶に王手をかける。

過去に、オープンクラスのエリア大会で優勝した女性プレイヤーはいない。つまり、オープンクラスで全国大会への出場を果たした女性プレイヤーはいないのだ。

「ちびちび」だった姫は、今、大きな記録として自分の名を歴史に刻もうとしている。

そして、ちびちび姫の切り札は、関東エリア大会でも見事優勝者をうみだした 《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》 。北陸エリア大会でも、このカードがちびちび姫を主人公にするのか。

じゃんけんで先攻はちびちび姫。ゲームターンが短いだけに初手のマナチャージが重要。1ターン目に熟考の末 《イフリート・ハンド》 をマナチャージする。

《無頼勇機 タイガ》を召喚して、 《勇者の1号 ハムカツマン蒼》 に革命チェンジ。山札の上に 《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》 を積み込む。そして、このブレイクにトリガーはなし。対して、トルクるはマナチャージを続けるのみでターンを返す。
ちびちび姫は《二つ星 エビカツ》を 《次元の霊峰》 でサーチすると、 《勇者の1号 ハムカツマン蒼》 《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》 へと革命チェンジ。このブレイクは 《青寂の精霊龍 カーネル》 をトリガーしてしまい、 《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》 の攻撃が止まる。ちびちび姫は殴り返しを警戒して《二つ星 エビカツ》をディスカードして《荒ぶる大佐》をアンタップしてターンを終える。

一旦は1ターンを稼いだトルクるは 《エナジー・ライト》 を使用し、手札を回復させると長考。そして 《青寂の精霊龍 カーネル》 でちびちび姫のシールドへとアタックすると、 《時の法皇 ミラダンテXII》 へと革命チェンジし、能力で 《ドラゴンズ・サイン》 を使用。これで先程手札に戻した 《青寂の精霊龍 カーネル》 を再びバトルゾーンに出し、続くターンの 《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》 のアタックを封じる。

《時の法皇 ミラダンテXII》 のファイナル革命によってクリーチャーの召喚を事実上封じられてしまっているちびちび姫はマナチャージするのみでターンを終える。対して、トルクるは 《パイレーツ・チャージャー》 を使用してカードをチェックすると、小さくため息をつく。

安全に勝負を決めるための 《時の法皇 ミラダンテXII》 はない。だが、もうちびちび姫にターンは返せない。意を決して攻撃を開始する。

《青寂の精霊龍 カーネル》 がアタックすると 《時の秘術師 ミラクルスター》 へと革命チェンジして、 《時の法皇 ミラダンテXII》 が2枚まで減らしていたシールドをすべてブレイクする。
《次元の霊峰》 プレイ時に、山札の中のトリガーの枚数を確認し忘れていたちびちび姫は、祈るようにシールドをブレイクされるが、そこにトリガーはなし。そのまま 《時の法皇 ミラダンテXII》 が最後の全国大会の権利をもぎ取ったのだった。

Winner:トルクる

イベントや対戦を、物語になぞらえてしまうのは筆者の悪い癖だが、最後にもう少しだけおつきあいいただこう。

冒頭で、主人公について話たが、もうひとつ、実はこのイベントの大きな主題になっていたことにも触れていたのにお気づきだろうか。

不思議なことに、このイベントはリベンジの機会に飢え、リベンジが達成され続けるイベントだった。

表彰式にむけて、「浅瀬マスターズ部」と書かれたTシャツに着替えたトルクる。終了後に、そのTシャツの意味について聞くと、こう答えた。

トルクる 「最近入ったんですけど、僕が所属しているチームです。一昨年の全国大会優勝者のMGRさんとかも所属していて、僕なんかの話でも聞いてくれるんです。楽しい雰囲気でデュエマをできてるのはチームのおかげですし、だから今回も優勝しました。今回の優勝は、僕だけの優勝ではなくて、浅瀬マスターズ部全体での勝利だと思ってます」
レポート

ライター
ライターコラム

Page Top