革命ファイナルカップ 中国・四国エリア代表戦決定戦

決勝第2回戦:ししょー vs. サクラクレパス

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エリア代表決定戦 中国・四国大会も残すところ3ラウンドとなった。
 
歴代環境でも屈指のパワーカードが高速で飛び交う中、次々と強豪が倒れ、ひとり、また一人とトーナメントから去っていく。日本一決定戦という舞台をかけた戦いである以上、ラウンドが進む毎に勝負が苛烈さを増していくのは必然なのかもしれない。
 
しかし、フィーチャー席についてからも、そんな空気を漂わせることなく仲良く話している2人のプレイヤーがいた。
 
「(会場の装飾を見て)ブラックサイコかっこいいねえ」
「デッドゾーンもカッコイイよ」
 
「今日は3Killデッキが多いなあ」
「確かに3Kill多いねえ」
 
フィーチャー席からの見晴しのそのままに伝える少年と、それに同調する青年。
 
あまりにフレンドリーに話す2人なので流石に気になってしまい、「二人とも知り合い?」と尋ねてみたところ、
 
「いいえ、今日会うのがはじめてです」と揃ってリアクションをする二人。
 
筆者もつくづく実感してきたが、この「デュエル・マスターズ」は、年齢差による隔たりなど関係なしに交流や関わり合いが持てる、素晴らしいゲームなのだ。ぜひともこの2人にはデュエル・マスターズをきっかけに友人の輪を広げていってほしい。
 
筆者の勝手なデュエマに望んだ妄想は置いておくにして、2人を簡単に紹介していこう。
 
サクラクレパスは若干小学生5年生にして、自身の手で作り上げたオリジナルの【プチョヘンザ】デッキで勝ち上がってきた。決勝トーナメント1回戦においてはわずか3ターンでシールドを0にされたゲームを覆して勝ち上がってきたのだという。
 
そんな少年と距離なく会話を楽しむ青年の名前はししょー。柔らかい物腰で、優しく会話をする姿は、好青年な印象を受ける。ゲームが始まるまでは、実力はまだ分からないが、
禁断の鼓動を置かずにゲームを準備していることから、今環境最多勢力の【ドギラゴン剣】デッキではなさそうだ。
 
さて、フィーチャー席に呼ばれている以上、二人を待つのは次のラウンドへ進むための決着である。試合が始まれば、両者の笑顔はすっと引き締まり、目の前の相手に全力でぶつかりに行く事になるだろう。
 
より、高みを目指すために。
 
先手はししょー。
 
両者1ターン目は 《音階の精霊龍 コルティオール》 をマナチャージしてターン終了・・・と思いきや、サクラクレパスは 《予言の玉 クルルト》 を召喚。
 
先ほどの会話から、3ターンでレジェンドが着地する構図がこの時ししょーの脳裏をよぎっただろう。しかし、その後はサクラクレパスにも目立ったアクションはなく、 《停滞の影タイム・トリッパー》 や《ニ族 ンババ》を追加してターンを返すのみ。
 
一方でししょーは、マナを溜めるアクションを行うのみで、しばらく平行線なゲームになるかと思われたが、とあるカードがバトルゾーンに姿を現す事で、状況が一変する。そのカードとは・・・
 
《禁断機関 VV-8》。
 
登場時、プレイヤーに手札を与え、ひとたび動き出せば「追加ターン」という莫大なアドバンテージをもたらす禁断のマシーン。
 
このカードの登場によって、サクラクレパスも戦法を変更、ンババの攻撃から 《百族の長 プチョヘンザ》 に革命チェンジしながら、ししょーのシールドをブレイクしていく。
 
返しのターン、ししょーは 《大聖堂 ベルファーレ》 を召喚し、 《百族の長 プチョヘンザ》 の動きを止め、水のコマンドが出た事により、 《禁断機関 VV-8》 の封印を外す。禁断機動が刻一刻と迫る。
 
続くサクラクレパスのターン。序盤に展開したクリーチャーを 《百族の長 プチョヘンザ》 の登場と引き換えにマナに送っていたため、後続が続かず、先ほど革命チェンジで戻した《ニ族 ンババ》を召喚してターン終了。
 
ししょーのターン、少し悩んでから出したのは2枚目の 《禁断機関 VV-8》 !!

サクラクレパスの 《百族の長 プチョヘンザ》 によりタップ状態で出てから封印されるが、追加ターンを容易に手に入れるT・ブレイカーが予約されているのはとてつもない脅威である。
 
そして、ししょーの攻勢はまだ終わっていない。 《大聖堂 ベルファーレ》 の攻撃から宣言された「革命チェンジ」現れたのは…
 
《時の法皇 ミラダンテXII》。
 
大半の召喚を禁止する「ファイナル革命」もさることながら、この時 《時の法皇 ミラダンテXII》 の能力によって唱えられたのは 《ドラゴンズ・サイン》 。先ほど手札に戻ったばかりの 《大聖堂 ベルファーレ》 が再登場し、サクラクレパスのクリーチャーの動きを止める。そして、このターン水のコマンドが2体出た事によって、 《禁断機関 VV-8》 の封印が2つ外れ、1体目の禁断機動が超動。ししょーが追加ターンを得たことにより、一気にゲームは佳境となる。
 
《時の法皇 ミラダンテXII》 のT・ブレイカーにより、サクラクレパスのシールドから《地獄門 デス・ゲート》が発動し、《禁断機関VV-8》が破壊されるが、追加ターンによるししょーの追撃で、唯一の【プチョヘンザ】の使い手だったサクラクレパスの進撃もここまでとなってしまった。
 
Winner ししょー!!
 
対戦後、サクラクレパスとの感想戦を終えたししょーにデッキについて尋ねてみると、今回使用しているデッキをシェアした6人のうち、5人が決勝トーナメントに上がっているという。
 
ここに来て、いよいよ【ドギラゴン剣】に対抗しうるデッキが明確になったということだろうか。【VV8ミラダンテ】のさらなる活躍に期待がかかる。
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