革命ファイナルカップ 中国・四国エリア代表戦決定戦

Round 2:チャオ vs. にし

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この「革命ファイナルカップ中国・四国大会」は一番はじめのエリア代表戦の舞台となるため、多くのプレイヤーが注目する場でもある。
 
その中でも、昨年度日本一決定戦まで駒を進めた強豪、チャオの戦いはプレイングの参考にするとしても、デッキテクを伺うとしても見逃したくないのでフィーチャーマッチに来ていただいた。
 
対峙するにしもこの大会のために1か月もの調整を重ねたという。現行のメタゲームに合致するベストなデッキを用意してきていることだろう。
 
そして、この二人の間には2つの禁断の鼓動が置かれている。
 
この時点で、二人が手にしているデッキは全国店舗予選初期から環境を圧巻していた【ドギラゴン剣】の可能性が高い。5マナ溜まった所から毎ターン圧倒的な攻撃力をひたすら相手に叩きつけていくこのデッキは、ゲームを一瞬で決めかねないスピードとパワーを備えている。それらのデッキが激突するということは、このゲームも一瞬である可能性が高いという事だ。
 
昨年の【火単侵略】デッキ同士の戦いのように、とても重要な先攻決めのじゃんけん。
両者、力がこもる一手を繰り出した結果、先攻はにし。この二人の剣戟の先には、どんな結果が待っているのだろうか。
 
にしは 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 から、チャオは 《リュウセイ・ジ・アース》 のマナチャージからそれぞれスタート。多色マナ武装が横行している昨今の環境では、序盤からどれだけ多色マナが用意できるかどうかも勝敗を決する一因となる。
 
故に、今までスピードの速いデッキにおいて鉄板だった2ターン目のアクション、それがスキップされることはこの環境では珍しくはない。要は”5マナ揃ったターンでファイナル革命”できればいいのだ。
 
先に動いたのはチャオ。3ターン目に 《青音の精霊龍 リンガール》 をマナチャージし、 《爆砕面 ジョニーウォーカー》 でマナ加速を行う。
山札から 《アクア・サーファー》 が4つ目のマナとして加わり、にしを1歩リードする。対するにしは4ターン目も多色マナを用意するのみで、アクションがない。
 
返しのターン、チャオの手札からゲームの折り返しを象徴する 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 が現れ、禁断の鼓動から封印を外し、墓地からクリーチャーが手札に加えられる。
絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート
いわゆる、これが現代のデュエマにおける「クラウチングスタート」の構えである。
 
そして、プレイヤーへの攻撃からの「革命チェンジ」。現代デュエマの筆頭である 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 が現れ、一気にゲームを加速させていく。
 
しかし、ここでチャオが 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 のファイナル革命によって選択したのは 《青音の精霊龍 リンガール》 。手札から1枚新たシールドが加えられ、にしからの 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 が絡んだ反撃にけん制をかける。
 
有り余る力をすべて攻撃に注ぎ込むのではなく、確実な防御の一手も同時に打つ。
これが、チャオが選択したテクニックのひとつなのだろう。
 
にしはシールドがT・ブレイクされていく中、 《獅子王の遺跡》 をめくり、多色マナ武装によって一気にマナを伸ばす。これで次のターン、8マナのカードまで使えるようになる。
獅子王の遺跡
返しのターン、にしは 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 で禁断の鼓動の封印を外してからの多色マナ武装によるリアニメイトを試みるが、敢えなく不発。チャオの 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 をスレイヤーによって相討ちに持ち込むが、返しのターン、チャオは再び 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 から 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 に革命チェンジ、ファイナル革命によって2体目の 《青音の精霊龍 リンガール》 を出し、守りをさらに強固にしつつ、にしを攻めたてる。
 
にしの最後のシールドから 《蒼龍の大地》 がトリガーし、その効果で登場した 《青寂の精霊龍 カーネル》 がチャオの2体の 《青音の精霊龍 リンガール》 を阻むも、毎ターンファイナル革命を仕掛けられる態勢を整えたチャオに対抗する手段は残されていないのだった。
 
Winner チャオ!!
 
当初、チャオはエリア代表決定戦への出場が仕事の都合により困難だったという。
 
しかし、出場を諦めないよう後押ししてくれたり、調整の結果をシェアしてくれた素晴らしい仲間たちがいた事もあり、見事出場が叶ったそうだ。
 
果たして、彼はこの「ドギラゴン剣大戦」を勝ち抜き、2連覇に輝く事ができるのだろうか。要注目である。
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