革命ファイナルカップ 中国・四国エリア代表戦決定戦

Aブロック決勝戦:村人 vs. 澪

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日本一。

その言葉には誰もが憧れる。

楽しむためにゲームをやっているとしても、そこに賭けた自分の努力が栄誉という形で報われる事を誰もが求めるから、憧れる。勝利は努力の報われなのだ。報われるためには過程が必要だ。全国大会を優勝するという過程を経て、初めて日本一は憧れるものになるのだ。勝手に決まる日本一に誰が憧れるだろうか。

それは、翻って言えば、日本一を決める全国大会への出場権を獲得することに誰もが憧れる事につながる。それが日本一になるための過程であるということだけでない。その過程で一度、エリア大会を優勝するという勝利の報われが挟まれるからだ。

ましてや、このカードプールでのRevf環境最初の大会である中国・四国エリア大会を優勝したとなれば、別格だ。まだ、手探りな環境に、誰よりも速く最適解を見つけ出したという付加価値がつくのだから。

そんな栄誉をかけて、澪と村人がAブロックの決勝戦を戦う。

じゃんけんで勝ったのは、澪。

《音精 ラフルル》 を澪がマナチャージするのに対して、村人は 《蒼龍の大地》 をマナチャージする。互いに静かにマナチャージが進み、3ターン目に 《ダーク・ライフ》 をプレイする所まで鏡打ちの様にゲームが進む。
澪は続くターンに 《獅子王の遺跡》 をプレイすると、一気にマナを3マナ増やしマナ差を広げようとするが、ここでも村人は 《獅子王の遺跡》 をプレイし、互いに差はつかない。

だが、同じテンポでゲームを進めているならば、有利なのは先攻の澪だ。ここで直接8マナを支払って 《百族の長 プチョヘンザ》 をプレイすると、後続を止める。

そのつもりだったのだが。村人は 《蒼龍の大地》 から 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を呼び出し、 《百族の長 プチョヘンザ》 とバトルし、スレイヤーで破壊。さらにその後に 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 のマナ武装で 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 をバトルゾーンに出すとその能力で 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を回収し、一気に挽回する。

澪は 《永遠のリュウセイ・カイザー》 を出し、とにかく相手の打点が急激に上がることを回避、大して村人は先程回収した 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を召喚すると、墓地の 《終末の時計 ザ・クロック》 を呼び出してターンを終える。

互いに大量のマナとあふれるカードパワーをぶつけあうやり取りは続く。澪は 《蒼龍の大地》 をプレイし、 《悪革の怨草士 デモンカヅラ》 を呼び出し、手札を捨てて能力で 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を破壊。更にアタックしてタップ状態の 《終末の時計 ザ・クロック》 を破壊する。

ここで村人もマナを支払って 《百族の長 プチョヘンザ》 を召喚し、澪のプレイに制限をかけていく。澪はタップ状態でも構わず 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 を召喚し、能力で墓地から 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 を回収する。
この回収した 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 ごと 《裏切りの魔狼月下城》 でディスカードさせると、村人は残る8マナでこのゲーム最大のキーカードとなっている 《蒼龍の大地》 を再びプレイ。ここで2体目の 《百族の長 プチョヘンザ》 を出して澪の 《永遠のリュウセイ・カイザー》 とバトルし、ついに一方的に相手の攻撃を封じる盤面を作り出す。さらにタップ状態でバトルゾーンに出た 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 へと元々バトルゾーンにいた 《百族の長 プチョヘンザ》 でアタックし、一気に有利に。

澪は 《葉嵐類 ブルトラプス》 を召喚。村人は横にいた 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 をマナゾーンに送り、この 《葉嵐類 ブルトラプス》 へとアタック、有利な状況を動かさない。

しかし、ここで澪は 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 をトップデックし、 《百族の長 プチョヘンザ》 への革命チェンジからのファイナル革命で 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 を呼び出しつつ、盤面を固定する2柱の一方を破壊することに成功、なんとか攻勢への糸口をつかむ。

つかむのだが、その掴んだ糸口は 《裏切りの魔狼月下城》 で手札を捨てさせられ、村人がさらに 《リュウセイ・ジ・アース》 を召喚し 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 へとアタックしたことでふりだしに。なかなか盤面の均衡が崩れない。

互いに禁断を使い、大量のマナ加速を使い、そして 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 を使っている状況で均衡が続く。この時点で、互いの山札切れで終わる可能性も出てきたことに気がついてか澪は村人のマナの数を横目で確認しつつ、墓地を確認する。そう解釈してか、村人は進んで自身の山札の枚数を澪に伝える。その枚数は6枚。澪の山札も6枚。

澪は長考の末に 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を召喚すると、最後の封印を外して禁断解放。村人の 《百族の長 プチョヘンザ》 を含む2体のクリーチャーへと封印を置く。村人の封印は残り2枚なので、 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 や革命チェンジで簡単に禁断解放されてしまう可能性があるが、現時点では山札の枚数で優位を保っている。

だが、澪が墓地とマナ確認していたのは、互いの山札勝負のためではなかった。

ここで 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 の能力で澪がバトルゾーンに出したのは、 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 。そして、その能力を使い、せっかく優位になった自身の山札を削る。そして、なんとここでターンを終了する。澪のプランにとって、このターンはアタックして勝てるターンではないのだ。

返すターン、村人はカードをプレイできなかった。もしかしたら、ここだけが澪のプランの不確定要素で賭けだった部分かもしれない。

澪は、自身のターンに再び 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 を召喚すると能力で山札を削る。そう、山札切れは澪のプランになく、殴りきるプランを模索して墓地とマナのカードを確認し、シールドを予測していたのだ。澪は 《悪革の怨草士 デモンカヅラ》 を回収する。

そして 《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》 でアタックすると革命チェンジからのファイナル革命発動で 《音精 ラフルル》 をバトルゾーンに出し、呪文のトリガーを封じる。だが、非呪文であるトリガークリーチャーである 《青寂の精霊龍 カーネル》 がトリガーする。本来であれば、能力とブロッカーで2体のクリーチャーを止めることができる、この環境最強と目されるトリガーだ。

だが、それもバトルゾーンにあればこそ。この存在を読んで 《悪革の怨草士 デモンカヅラ》 を回収していた澪は、革命チェンジからの能力起動でこれを破壊。そのまま、エリア代表へのダイレクトアタックを決めたのだった。

Winner:澪
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