革命ファイナルカップ 中部エリア代表戦決定戦

​準々決勝:あず vs. なめち

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​第4回戦:なめち vs. かなめ父

昨年のエリア予選で数多くのマッチカバレージを取らせていただいたが、おそらく最も反響があったのはこの記事だ。

デュエマならではの親子対決。父を超えることができなかった子のくやしさ。そして、デュエマを通しての親子の交流。

この対戦は、デュエマを愛する多くの人の心に残ったことだろう。

それから、1年。

親子は再び、エリア予選に参加する。
 

 


少年は、間接的とはいえ父を超え、予選ラウンドを全勝という成績で突破したのだ。しかも、第5回戦のカバレージでも触れたように、第5回戦目では昨年度王者のじゃきーを倒して、だ。

使用するデッキは、1マナから5マナ、そして 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 へと文字通り成長する「成長バスター」。カード選択も自身の手でやったというこのデッキは、1年間で成長したなめちにふさわしいデッキに思う。

父を超え、そしてチャンピオンを超えて成長したなめちが目指すは、当然、次の全国出場だろう。

そんななめちの前に準々決勝で立ちはだかるのは、光水闇ダンテVV-8を使用するあずだ。このエリア予選で最多突破者を排出する暫定最強デッキだが、『ドギラゴールデン vs. ドルマゲドンX』でさらなる強化がなされているという。

あずがエリア予選に出始めたのがエピソード1期なのに対して、なめちがデュエマを開始したのはエピソード3期だ、などという他愛のない会話をしつつ、「よろしくおねがいします」と礼儀正しく握手をして、試合が開始される。

じゃんけんで先手はなめち。

1ターン目に「あー」と叫ぶと、少考の末に 《刀の3号 カツえもん》 をマナチャージ。1ターン目から行動したい「成長バスター」を使用するなめちとしてはかなり厳しい立ち上がり。対するあずは 《青寂の精霊龍 カーネル》 をマナチャージする。
だが、ここまで最速革命チェンジで無敗を誇ってきたなめちはここでちゃんと2ターン目に 《冒険妖精ポレゴン》 チャージから 《無頼勇騎タイガ》 を召喚。スピイードアタッカーでアタックすると 《刀の3号 カツえもん剣》 に革命チェンジする。

「成長バスター」を使用する上で重要な条件は1回目のアタックでトリガーを踏まず、5マナのドラゴンを着地させることだ。この条件をなめちは満たす。トリガー引けなかったあずは 《ブレイン・タッチ》 をマナチャージするのみ。

ここで一気に攻めてしまいたいなめちは、マナチャージ無しで 《次元の霊峰》 をプレイし、山札の内容からシールドを確認しつつ 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 をサーチする。これにはあずも「早いぞ……」と答えることしか出来ない。

そして、 《刀の3号 カツえもん剣》 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 への革命チェンジを果たしファイナル革命が発動 《無頼勇騎タイガ》 《風の1号 ハムカツマン剣》 が並ぶことで、このターンにダイレクトアタックまで行ける打点が揃ってしまう。

こうなってしまうと、あずも奇跡を願うしか無い。

しかし、あずが使用するデッキは奇跡を超えた奇跡 《時の法皇 ミラダンテXII》 デッキ。

ミラクルスターばりに奇跡を祈ったであろうあずのもとには、1枚目のトリガーで 《青寂の精霊龍 カーネル》 がトリガーし、そして2枚目のブレイクでも 《ドラゴンズ・サイン》 がトリガーし、まさしく 《時の秘術師 ミラクルスター》 を着地させ、すぐさま使用した 《ドラゴンズ・サイン》 を回収する。

残りシールドを1枚まで削ったなめちだったが、2体のブロッカーを突破することはできずターンを終了する。
窮地を脱したあずは、まず 《ブレイン・タッチ》 でなめちの手札から 《武闘世代 カツキングJr.》 をディスカードさせると、さらに 《青寂の精霊龍 カーネル》 でのアタックを 《時の法皇 ミラダンテXII》 へと革命チェンジする。この能力で先程回収した 《ドラゴンズ・サイン》 をプレイし 《青寂の精霊龍 カーネル》 を出し直すと、続くターンの 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 のアタックを止める。

《時の法皇 ミラダンテXII》 のファイナル革命も発動しているため、逆に追い詰められた格好となったなめち。 《次元の霊峰》 をプレイして逆転の一手を探し、 《刀の3号 カツえもん》 を手札に加える。

最初のアタックは 《二族 ンババ》 へと革命チェンジするが、これは 《時の秘術師 ミラクルスター》 がブロックする。続くアタックを 《刀の3号 カツえもん》 へと革命チェンジし残るブロッカーである 《青寂の精霊龍 カーネル》 をマナゾーンへと送り込むのだが、ここで最後のシールドをブレイクしたところで、なめちの攻勢は止まってしまう。

とはいえ、次のターンが回ってくれば 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 はアタック出来るようになるし、ダイレクトアタックのチャンスは回ってくる。そんななめちの可能性を奪うかのようにあずは 《ZERO ハンド》 を侵略ZEROでプレイし、 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 を破壊する。

そして 《ミラクルストップ》 がG・ゼロでプレイされると、なめちは天を仰ぐ。

なめちが命運を託した残り2枚のシールドは 《ナチュラル・トラップ》

Winner:あず

フィーチャー席をたったなめちを待っていたのは、我が子の健闘を喜びつつ、くやしさを受け止め抱きしめる父の胸だった。
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