革命ファイナルカップ 中部エリア代表戦決定戦

第4回戦:ザクピ vs. Wakadori

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このエリア代表決定戦中部大会は最新セット「ドギラゴールデンvs.ドルマゲドンX」が発売してわずか2日後の大会だが、多くのプレイヤーが参加する中、新たなデッキを用意して挑んだプレイヤーはチラホラ見かける。皆しっかりとこの短期間で研究してきていて驚きを隠せない。
 
今ラウンドでは#俺フィーチャーから以下のプレイヤーを呼ばせていただいた。 「勝ち続けることが難しい」と言われる昨今のデュエマにおいて、エリア代表決定戦連覇を成し遂げた経験があるザクピだ。ザクピが連覇したのは2012年、2013年と少し前だが、今年は中国・四国大会で澪が、北海道大会でクリップアートが連覇を達成し、革命ファイナルカップで、彼もまたその流れに続くべく、環境に対する最良の回答を模索しているに違いない。大会開始前に少し話を聞くと、「このデッキは苦手とするデッキが特にないです」との事。
 
特筆するべくはそのデッキのシェア率で、GP3rdで【ジョバンニ】と呼ばれる特製デッキを持ち込み、界隈を騒然とさせたパタ(いっせー)もこのデッキを手にしている事から、このデッキ、ひいてはザクピへの調整に対する信頼は高いといえる。
 
一方で、そんなザクピと対戦する相手は昨年のエリア代表決定戦でもTOP8に名を連ね、本ページのカバレージに登場している、LasVegasことWakadori in LasVegasだったのだ。そして彼もまた、このわずかな期間でこの場にふさわしいデッキを用意してきたのだ。
 
2人の強豪が見出した、新環境への回答とは。このマッチアップで明らかになる。

ゲーム開始時、あらかじめバトルゾーンにセットされるザクピの禁断。しかしそれは今までのものと異なる、新たな禁断。そう、最新セットで登場した”最終禁断フィールド”だ。
 
それを見てLasVegasはポツリと呟く。
 
LasVegas「このデッキはそれが一番苦手なんだよなあ」
 
新たな”最終禁断”は今までよりさらに大きく、対戦する盤面も大きく覆う。

というのも、かつての禁断とは異なり、この”最終禁断フィールド”は封印を外す場所によって、発生する効果が変わるため、競技イベントにおいては配置の簡略化が難しいのだ。
 
自身の持ち込んだプレイマットにも収まらず、スペースを制圧する”最終禁断フィールド”の横でシールドゾーンを小さくまとめ、了承を求めるように軽く会釈するザクピに対して、LasVegasは気前よく、「いいやないですか。広く使えば」といって、ザクピのゲーム開始盤面を整えていく。

結果、ザクピのプレイ領域は適切な空間が取られた。
 
もうすでに大舞台を経験しているからか、あるいはフィーチャーマッチにもすっかり慣れたのか、柔軟な対応を見せるLasVegas。本日初回のカバレージで慌てふためく筆者に対しても、「今のうちにどんどん喋っとかないと、書くことに困るでしょ」と一言。
 
準備が進むにつれて両者の口数は少なくなり、対戦に集中する事へスイッチしたところから、いよいよ試合が始まる。

■対戦風景

先手はじゃんけんを勝ち取ったザクピ。
 
ザクピは 《熱血龍 バトクロス・バトル》 、LasVegasは 《族長の魂友 ワチャゴナ》 のマナチャージからゲームが開始。
 
続く第2ターン、LasVegasは 《爆砕面 ジョニーウォーカー》 、後を追うようにザクピも 《リロード・チャージャー》 でマナ加速の応酬が始まる。
 
さらに 《セブンス・タワー》 でマナ加速をしていくLasVegasだが、ここでザクピの 《解体人形ジェニー》 が突き刺さる。
 
《雷鳴の守護者ミスト・リエス》 《師子王の遺跡》 《トップ・オブ・ロマネスク》 が公開され、アドバンテージの大きな供給源となる 《雷鳴の守護者ミスト・リエス》 が落とされる。
 
LasVegasは手札に残っていた 《トップ・オブ・ロマネスク》 を召喚し、マナを8まで伸ばすが、追撃の 《裏切りの魔狼月下城》 で手札が枯渇。完全に動きが止まる。
 
続くターンで、ザクピはさらに 《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》 を展開し、先ほど、 《リロード・チャージャー》 で捨てた 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を回収。アドバンテージ差をさらに広げるプランを展開する。
 
ジリ貧が続くLasVegasはトップデックした 《リュウセイ・ジ・アース》 で、マナを10にすると長期戦は不利と判断し、 《トップ・オブ・ロマネスク》 とともに攻撃に向かわせる。しかし、3枚目のシールドブレイクで 《熱血龍 バトクロス・バトル》 が登場。
 
LasVegasの 《リュウセイ・ジ・アース》 を迎撃するとともに、最終禁断の封印が1枚外れ、禁断爆発までのカウントダウンが開始される。
 
ザクピは次のターン、《絶叫の悪魔流 イーヴィル・ヒート》を召喚。また最終禁断の封印をひとつ外し、そのまま、 《トップ・オブ・ロマネスク》 を殴り返してターンを終了。
 
トップデックがついてこず、マナチャージのみでターンを返すLasVegas。
 
《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》 によって手札が潤沢なザクピは続くターンで 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 を召喚。その能力で 《終断γ ドルブロ》 を墓地から復活させ、封印を外す。

これでいよいよ最終禁断の残る封印はひとつ。LasVegasの終焉がいよいよ間近と迫る。
 
起死回生を願いつつドローしたLasVegasは、引いたカードを見つめながら、「やるしかないのかねー」と呟く。
 
そしてキャストされたのは 《蒼龍の大地》 。先のマナチャージで11マナ確保していた、LasVegasのマナゾーンから出てきたのは新たなレジェンド、 《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》
ジョリー・ザ・ジョニー Joe
そのアクションにより戦慄するザクピだが、召喚ではないので全体除去能力は発動しない事をフォローするLasVegas。
 
《蒼龍の大地》 の効果により、ブロッカーである 《終断γ ドルブロ》 を破壊し、ザクピの残るシールドをすべてブレイクし、ターンを終える。
 
できる限りのことを尽くし、来たる瞬間に備えるといった様子でターンを返す。
 
そして、ザクピの最終ターン。
 
ふたたび 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 が召喚され、 《終断γ ドルブロ》 がバトルゾーンに現れるともに、いよいよ現れる”最終禁断”、 《終焉の禁断 ドルマゲドンX》
終焉の禁断 ドルマゲドンX
ここまでゲームを握っていたザクピだが、シールドは0。残されているのは、最大打点を揃えて攻撃するのみ。
 
《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 で攻撃宣言するとともに、 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 に革命チェンジし、ファイナル革命でさらに 《Mの悪魔龍 リンネビーナス》 《終断γ ドルブロ》 を追加、Las Vegasのシールドをブレイクしていく。
 
LasVegasは 《音階の精霊龍 コルティオール》 《フェアリー・トラップ》 といったS・トリガーが引くが、ザクピの総攻撃を止めるまでは至らないのであった。
 
ザクピ Win!!
 
最新セットのレジェンドが激突する構図となった本ラウンド。
 
そして、環境最大手である 《蒼き団長 ドギラゴン剣》 は、”最終禁断”すらも取り込み、【ドルマゲドンバスター】となり環境に現れた。
 
このデッキ、ひいてはザクピが新環境を掌握するのか、この後の活躍に期待しよう。
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