週刊アーキタイプ人気ランキング

【PTカラデシュ後のスタン特集】週刊アーキタイプ人気ランキング:10月12日~10月18日集

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週刊アーキタイプ人気ランキングとは?

毎週のように開催されるグランプリやSCG等の大規模な大会は、各フォーマットのメタゲームに与える影響は少なくありません。逆に言えば、毎週のようにメタゲームは変化すると言えます。

そんな変化を追うために、週毎にDig.cards上で注目されているアーキタイプを各フォーマット毎にTOP10でランキングを作成する事で、アーキタイプの流行を追っていく、というのが本記事の内容となります。

今回はプロツアーで進化した既存のアーキタイプと、新しく生まれたアーキタイプを紹介させていただきます。

それでは早速10月12日~10月18日の週間アーキタイプランキングTOP8を見ていきましょう!

スタンダード週間アーキタイプTOP8

PV(ページのアクセス数) (%)フォーマット毎のアーキタイプのアクセス割合 (↑↓-New)先週と比較したアーキタイプの順位の上下

)1位  1283PV(12.74%)   霊気地の驚異コンボ
)2位  1056PV(10.49%)    機体ビートダウン
)3位   800PV(7.94%)      昂揚グッドスタッフ
)4位   762PV(7.57%)     PWコントロール
)5位   597PV(5.93%)     エネルギービートダウン
)6位   532PV(5.28%)    青白ビートダウン
)7位   497PV(4.93%)      タコミッドレンジ
)8位   432PV(4.29%)     バーン

1位:エネルギーコントロール

プロツアーで使用率No.1のアーキタイプに!

霊気地の驚異コンボとは 《霊気池の驚異》 からマナコストを無視して 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 《約束された終末、エムラクール》 等の重量級エルドラージをプレイし、勝利を目指すデッキです。

プロツアーでは多くの選手が使用し、沢山の工夫をこらしたデッキリストが出来上がっています。例えばこのリストは、通常では 《霊気池の驚異》 デッキはエネルギー関連のカードの種類が多い青赤緑のティムールカラーでの構築がなされますが、白青緑のバントカラーで構成されています。

赤では無く白を選択する利点として 《呪文捕らえ》 《罪人への急襲》 といったミラーマッチや対ビートダウンデッキ相手に大幅な有利をもたらすカードが使える事で、プロツアーの環境を読んだ構築が見て取れます。

このバントカラーの霊気地の驚異コンボデッキは石村慎太郎のプロツアー『カラデシュ』レポートの方で調整過程からデッキ調整、メタの読み方までしっかりと掲載されているので一度目を通しておきましょう!

2位:機体ビートダウン

Smuggler's Copter / 密輸人の回転翼機
前評判通りの安定した強さを見せつける。
機体ビートダウンとは最序盤から軽量クリーチャーを展開しつつ、 《密輸人の回転翼機》 《高速警備車》 などの機体を駆使してビートダウンするデッキです。

赤黒や赤白と様々な色の組み合わせがある機体ビートダウンはプロツアーでも人気の高いアーキタイプとなりました。色の組み合わせだけでなく 《霊気装置の展示》 《無謀な奇襲隊》 を採用したトークン戦略に寄った構築をしたデッキもあり、今回のプロツアーで機体ビートダウンは大幅に進化したように感じます。

特に、上記のリストの製作者でありTOP8に進出したLee.Shi tian選手のデッキは赤白の機体ビートダウンにタッチで青と黒の両方のカラーを使用していて、 《屑鉄場のたかり屋》 《無許可の分解》 といった強力なカードを使用し、サイドボードには 《儀礼的拒否》 を入れトップメタである霊気地の驚異コンボ 《霊気池の驚異》 をカウンターする呪文が搭載されています。色を4色目まで足すことができ、柔軟な構築のできる機体ビートダウンは活躍することは間違いないので今後の動向にも要注目です。

6位:青白ビートダウン

Archangel Avacyn / 大天使アヴァシン
超強力な能力を持つ大天使
青白ビートダウンとは相手の行動を阻害しながら攻めるいわゆるクロックパーミッション型の戦略を得意としており、コンボデッキやコントロールデッキに有利に戦うことが出来まデッキです。

今回のプロツアーでは構築ラウンド9勝1敗ラインに4人と最も勝ち組なアーキタイプとなりました。理由としては霊気地の驚異コンボデッキがトップメタにきており、コンボデッキとの相性の差が謙虚に出たものと思われます。しかし、機体ビートダウンといったビートダウンデッキに対しても 《反射魔道士》 《大天使アヴァシン》 といった明確なビートダウンに対して強力なカードがいくつも採用されており、そのデッキ自体が万遍なく戦えるということを証明しました。

瞬速クリーチャーなど相手のターンに動くデッキなのでデッキの内容が知れ渡った今でもその力を存分に振るうことが出来るのか?今後の青白ビートダウンの動向に要注目です。

番外編:奔流の機械巨人コントロール

Torrential Gearhulk / 奔流の機械巨人
5/6瞬速というサイズだけでもかなり手強い!?
奔流の機械巨人コントロールとは 《予期》 《苦い真理》 といった軽いドロースペルと 《蓄霊稲妻》 《流電砲撃》 など軽い除去呪文で盤面をコントロールしつつ、フィニッシャーである 《氷の中の存在》 《奔流の機械巨人》 まで繋げるコントロールデッキです。

そして今回、独自の構築と圧倒的プレイングでプロツアー優勝という栄冠を手にしたのは奔流の機械巨人コントロールを操る日本の八十岡翔太選手でした。おめでとうございます!

今回のプロツアーではカードパワーが高くスピードが速い機体ビートダウンが人気のアーキタイプになるだろうと誰もが予想してきました。よってコントロールデッキが勝つということは誰もが予想しなかったことなのです。なぜなら、機体ビートダウンというデッキはクリーチャー、機体、PWといった多角的な攻め方をしてくるデッキでコントロールデッキの除去呪文が必ずしも刺さるわけではなく、苦戦を強いられるからです。

しかし、最終的に 《奔流の機械巨人》 を採用したデッキがTOP8に3人も入り、コントロールデッキが十分に活躍できる環境ということが証明されました。

今回のプロツアーでは霊気地の驚異コンボデッキの使用率が高く、それに強いコントロールデッキが勝ち組だったことには間違いありませんが、根本的なデッキの強さは十分に伝わったと思います。今後のスタンダード環境でも 《奔流の機械巨人》 を利用したコントロールデッキは流行しそうなので最新のコントロールデッキのリストには必ず目を通しておきましょう!

まとめ

プロツアーでは奔流の機械巨人コントロールをはじめとする新しいデッキや既存のあらゆるデッキが一歩先をいく構築を見せ、進化を遂げました。

プロツアー後のスタンダード環境は一つの大きな指針が生まれたことかと思いますが、プロツアーのメタゲームは環境が定まっていない期間の特殊なメタゲームで、環境が定まりつつある今後のメタゲームは全く違う内容になりそうです。

どのデッキが今後のスタンダード環境で勝ち残るのか?今後の動向に要注目です。

以上、週間アーキタイプ人気ランキングでした!

今後も毎週木曜日に更新となりますので、よろしくお願いします!それでは来週のランキングでお会いしましょう!
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