週刊アーキタイプ人気ランキングとは?
毎週のように開催されるGPやSCG等の大規模な大会は、各フォーマットのメタゲームに与える影響は少なくありません。逆に言えば、毎週のようにメタゲームは変化すると言えます。そんな変化を追うために、週毎にDig.cards上で注目されているアーキタイプを各フォーマット毎にTOP10でランキングを作成する事で、アーキタイプの流行を追っていく、というのが本記事の内容となります。
今回はDig.cardsに異界月のカードが登録されたので、ランキング入りしたアーキタイプで使えそうな新カードを特集したいと思います!
それでは早速07月06日~07月12日の週間アーキタイプランキングTOP10見ていきましょう!
・スタンダード週間アーキタイプTOP10
PV(ページのアクセス数) (%)フォーマット毎のアーキタイプのアクセス割合 (↑↓-New)先週と比較したアーキタイプの順位の上下(↑)1位 670PV(8.81%) バントカンパニー
(↓)2位 661PV(8.69%) 赤黒吸血鬼
(NEW)3位 640PV(8.42%) 黒緑ミッドレンジ
(-)4位 488PV(6.42%) 緑白ビートダウン
(↓)5位 405PV(5.33%) 青赤エルドラージコントロール
(-)6位 373PV(4.91%) 白黒ミッドレンジ
(↓)7位 361PV(4.75%) エルドラージランプ
(-)8位 314PV(4.13%) 白単人間
(-)9位 300PV(3.95%) 黒緑コントロール
(↑)10位260PV(3.42%) 黒赤コントロール
1位:バントカンパニー
Grand Prix Taipei 2016
[1st] 2016/06/26 |
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Yuuki Ichikawa |
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25
-
クリーチャー
-
9
-
呪文
-
26
-
土地
-
15
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サイドボード
異界月からは 《呪文捕らえ》 が新たな戦力として期待されていて、遂に 《集合した中隊》 からカウンター呪文が飛び出す環境となると予想されます。ただでさえ 《反射魔道士》 のせいで 《集合した中隊》 がユーティリティカードとなり圧倒的パフォーマンスを発揮しているこの環境で、このニューカマーの登場は果たしてバントカンパニーを今以上の圧倒的最強のアーキタイプに導くのか、要注目です。
2位:赤黒吸血鬼
Standard Champs #9692107
[Win:4 Lose:1] 2016/05/12 |
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SleepNowInTheFire |
-
30
-
クリーチャー
-
8
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呪文
-
22
-
土地
-
15
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サイドボード
しかしこの 《流城の死刑囚》 の登場で格段に強化されデッキの質が一気に上がりそうです。細かった吸血鬼たちがいきなりサイズが上昇するのは流石に強力、更にそれもマナを使わずマッドネスを補助できるとなれば、流石レアでダブルシンボル、と納得の一枚です。
種族、能力共に噛み合ったベストカードの登場で果たしてどれだけメジャーアーキタイプに立ち向かえるか、皆さん是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
3位:黒緑ミッドレンジ
Grand Prix Pittsburgh 2016
[8th] 2016/06/26 |
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Aleksa Telarov |
-
19
-
クリーチャー
-
15
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呪文
-
26
-
土地
-
15
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サイドボード
新環境では 《残忍な剥ぎ取り》 や 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 等昂揚達成で効果を発揮する緑黒のカードが登場するため、2色で統一したミッドレンジに形を変えたものが増えそうです。その2色型を支えるのが 《最後の望み、リリアナ》 で、山札を削りつつクリーチャーを回収の能力が昂揚サポートとして有力なので、あらゆる昂揚のアーキタイプで彼女を見かけるようになるでしょう。流行の白単系にもマイナスで除去し続ける事ができるのは非常に強力です。
今回は 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 という明確に強力な昂揚カードがデザインされた事で環境初期は昂揚デッキが増えそうなので蜘蛛を複数体出されただけで負けないようなデッキを作るのが良さそうです。
まとめ
バントカンパニーは 《呪文捕らえ》 という強力な選択肢が増え、増々強力なアーキタイプになりそうです。《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 という強力な昂揚クリーチャーの搭乗で、環境初期は昂揚デッキが増えそうなので 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 に要注意です。
以上、週間アーキタイプ人気ランキングでした!
今後も毎週木曜日の更新となりますので、よろしくお願いします!