週刊アーキタイプ人気ランキング

【スタン霊気池特集】週刊アーキタイプ人気ランキング:6月7日~6月13日集計

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週刊アーキタイプ人気ランキングとは?

毎週のように開催されるグランプリやSCG等の大規模な大会は、各フォーマットのメタゲームに与える影響は少なくありません。逆に言えば、毎週のようにメタゲームは変化すると言えます。

そんな変化を追うために、週毎にDig.cards上で注目されているアーキタイプを各フォーマット毎にTOP10でランキングを作成する事で、アーキタイプの流行を追っていくというのが本記事の内容となります。

プロツアーから始まりグランプリを数回重ねてようやくメタゲームが定まってきたスタンダード環境ですが、

6月13日の禁止改訂の告知によりなんとトップメタである霊気地の驚異コンボの核となっている 《霊気池の驚異》 の禁止が決定しました。

公式の詳しい見解についてはこちらをご覧ください。

今回はそんな禁止になってしまう程に強力だった霊気地の驚異コンボデッキが登場から禁止になるまで歴史を振り返りながら、どのような経緯を辿りスタンダード環境で結果を出しトップメタに居座っていたのかを特集していきたいと思います。

それでは早速6月7日~6月13日の週間アーキタイプランキングTOP10を見ていきましょう!

スタンダード週間アーキタイプTOP10

PV(ページのアクセス数) (%)フォーマット毎のアーキタイプのアクセス割合 (↑↓-New)先週と比較したアーキタイプの順位の上下

)1位     847PV(15.60%)      赤緑エネルギー 
)2位     664PV(12.23%)     霊気地の驚異コンボ
)3位     599PV(11.03%)    黒緑ビートダウン 
)4位     478PV(8.80%)     機体ビートダウン
)5位     391PV(7.20%)     奔流の機械巨人コントロール
)6位     344PV(6.34%)     赤黒ビートダウン
)7位     258PV(4.75%)       青白ビートダウン
)8位     250PV(4.60%)     タコミッドレンジ 
)9位     200PV(3.68%)     即席コントロール
)10位    138PV(2.54%)      人間ビートダウン

2位:霊気地の驚異コンボ

『最速のブン回りは全てのデッキを凌駕した』

Aetherworks Marvel / 霊気池の驚異
カラデシュから誕生したエネルギーを利用する霊気池デッキの核
カラデシュが発売して最初のプロツアー霊気地の驚異コンボはその名を知らしめ、その圧倒的なデッキパワーでトップメタに君臨し続けました。
Emrakul, the Promised End / 約束された終末、エムラクール Ulamog, the Ceaseless Hunger / 絶え間ない飢餓、ウラモグ
初期型のリストは当たりカードが多かった
霊気地の驚異コンボの初期型のリストは現在のリストのように除去呪文やクリーチャー呪文があまり採用されておらず、コンボを一直線で狙うリストが主流でした。というのも、霊気地の驚異コンボデッキが生まれた当時は 《霊気池の驚異》 から捲れて嬉しいカードが 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 《約束された終末、エムラクール》 の2種類あり一度起動するとほぼ確実にフィニッシャーを捲れる構築になっていたためです。

『禁止改訂によりトップメタから退く』

場に出るだけで簡単にゲームに蓋をしゲームエンドに導いた。
霊気地の驚異コンボデッキはカラデシュの第2エキスパンションである霊気紛争が発売してもトップメタに君臨するであろうと誰もが予想していましたが、同時期に行われた禁止改訂で 《約束された終末、エムラクール》 《反射魔道士》 《密輸人の回転翼機》 の3枚が禁止されたことで環境は激変します。

当時の公式の詳しい見解についてはこちらをご覧ください。
霊気紛争より現れた強力で凶悪なカード達
禁止改訂と新たに生まれたアーキタイプであるサヒーリコンボ黒緑ビートダウン機体ビートダウンの強化も相まって 《約束された終末、エムラクール》 を失っただけの霊気地の驚異コンボはコンボ要素の面でサヒーリコンボより劣り、速度勝負でも機体ビートダウンに太刀打ち出来ないことからトップメタから外れその姿を徐々に消していました。

プロツアー霊気紛争では機体ビートダウンの海となり、その後の環境も機体ビートダウンサヒーリコンボが支配を続けていきました。

『アモンケット発売と守護フェリダーの禁止で復活!』

アモンケットで搭乗した機体デッキに対するサイドボードの数々
Felidar Guardian / 守護フェリダー
禁止によりコンボデッキの競合相手だったサヒーリコンボの消滅
最大の競合相手だったサヒーリコンボが禁止改訂により環境から消え去ったことと、環境の王者である機体ビートダウンに対抗するべくアモンケットより生まれた対策カードが大量に入ったことにより機体ビートダウンは環境の王者からその座を降りることになります。

プロツアーアモンケットでは機体ビートダウンの使用率は高かったものの勝率は低く一番の負け組となり、霊気地の驚異コンボは使用率・勝率ともに非常に高い成果をあげました。

『プロツアー後も勢いは衰えることはなくついに…』

エネルギーの革命はついに終焉へ。
カラデシュ発売から長くメタ上に存在し続けた霊気地の驚異コンボデッキですが、6月19日を持って禁止になります。公式の見解はこちらからご覧になれます。

これによりスタンダード環境はガラッと変わることが予想されます。

ゾンビビートダウンのような霊気地の驚異コンボに不利が付くビートダウンや 《否認》 《造反者の解放》 といった対策カードをメインから投入したデッキも霊気地の驚異コンボデッキがいることが前提で構築されているので大きく形を変えると思われます。

また霊気地の驚異コンボデッキはアドバンテージを無限のごとく生み出し 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 という明確なゴールもあったため、多くのミッドレンジデッキや除去呪文中心で構築されたコントロールデッキを抑制してきました。これらのアーキタイプも霊気地の驚異コンボデッキの退場により活躍する機会が増えると予想されます。

特に霊気地の驚異コンボによって存在が抑えられていた機体ビートダウンの存在は見過ごせません。

4位:機体ビートダウン

『ライバル亡き後、メタゲームの頂点へ復活となるか?』

Heart of Kiran / キランの真意号
抜群の安定感を誇るビートダウン
機体ビートダウン(マルドゥ機体)は霊気地の驚異コンボ 《霊気池の驚異》 に対して有効な戦略が存在せずに、前環境の終盤では思ったように活躍ができないアーキタイプでした。

そんな中、赤・白・黒のいわゆるマルドゥと呼ばれる3色の組み合わせに青を足して 《呪文捕らえ》 《金属の叱責》 等のカウンターを採用する事で 《霊気池の驚異》 への耐性を付けた形や、黒や赤を抜いた青と白を基調とした形は明確に 《霊気池の驚異》 に強く、これらの機体ビートダウン 《霊気池の驚異》 キラーとしてメタゲーム上の立ち位置を確立させていました。

《霊気池の驚異》 が禁止される事で、青を足した形を継続して使うメリットが少なくなったので、以前のマルドゥ型の機体ビートダウンがまたメタゲーム上に君臨する事が予想されます。

特に最近は 《反逆の先導者、チャンドラ》 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》 を採用したプレイズウォーカー型のサイドボードプランは 《霊気池の驚異》 へのサイドボードの枠の都合上採用できていなかったのですが、今後はこの形も多く見受けられる可能性が高いので、ビートダウンや同型を使う場合はこのサイドボードプランを打開するプランが無いと、機体ビートダウンへの苦戦は必至かと思いますので、有効なサイドボードプランを考えて他のプレイヤーに差をつけてみましょう!

まとめ

今回は 《霊気池の驚異》 が禁止されることを受け、霊気地の驚異コンボデッキがスタンダード環境でトップメタに来るまでの経緯やメタゲームによる変化を振り返っていきました。

霊気地の驚異コンボを中心に回るメタゲームやそれに対する周りのデッキの構築の変化やプレイヤー達の思考はこれからも役に立つと思いますので参考にしてみてください。

霊気地の驚異コンボを意識した構築をしたアーキタイプと今まで抑制されていたアーキタイプのどちらも大きく変化することが予測されるので、今後のスタンダードの情報はいち早く入手し、しっかりとデッキの予想や傾向を見定めていきましょう。

機体ビートダウンの復活が予想されますので、しっかりと対策を考えておきましょう!

以上、週間アーキタイプ人気ランキングでした!

今後も毎週木曜日に更新となりますので、よろしくお願いします!それでは来週のランキングでお会いしましょう!
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