週刊アーキタイプ人気ランキングとは?
毎週のように開催されるGPやSCG等の大規模な大会は、各フォーマットのメタゲームに与える影響は少なくありません。逆に言えば、毎週のようにメタゲームは変化すると言えます。そんな変化を追うために、週毎にDig.cards上で注目されているアーキタイプを各フォーマット毎にTOP10でランキングを作成する事で、アーキタイプの流行を追っていく、というのが本記事の内容となります。
今回はGP東京後初のランキングという事で、GP東京スタンダード特集となります!
それでは早速05月04日~05月10日の週間アーキタイプランキングTOP10見ていきましょう!
・スタンダード週間アーキタイプTOP10
PV(ページのアクセス数) (%)フォーマット毎のアーキタイプのアクセス割合 (↑↓-New)先週と比較したアーキタイプの順位の上下(NEW)1位 1,420PV(8.99%) 白単人間
(↓)2位 1,332PV(8.43%) 赤黒吸血鬼
(↑)3位 1,164PV(7.37%) バントカンパニー
(NEW)4位 1,094PV(6.93%) 黒緑ハスク
(↑)5位 1,094PV(6.93%) エスパードラゴン
(NEW)6位 1,062PV(6.72%) ゴーグルコントロール
(↓)7位 783PV(4.96%) 白黒ミッドレンジ
(-)8位 724PV(4.58%) 緑白ビートダウン
(↓)9位 712PV(4.51%) エルドラージランプ
(NEW)10位638PV(4.04%) 黒緑コントロール
1位:白単人間
Grand Prix Tokyo 2016
[6th] 2016/05/08 |
|
Takaya Saito |
-
26
-
クリーチャー
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14
-
呪文
-
20
-
土地
-
15
-
サイドボード
1マナ域のクリーチャーを複数展開するデッキの都合上、 《衰滅》 や 《光輝の炎》 のような全体除去に弱い性質を持つデッキですが、この黒をタッチしたリストではメインから 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 や 《乱脈な気孔》 を採用して、全体除去や長期戦でも負けないような工夫がなされています。
余りにも狂気的な速度でゲームを終わらせる事のできる白単人間は、環境が変わるまではしばらくスタンダードの最速ビートダウンとして君臨し続ける事になりそうなので、対策はしっかりと取った方が良さそうです。
4位:黒緑ハスク
Grand Prix Tokyo 2016
[5th] 2016/05/08 |
|
Kazuki Yada |
-
30
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クリーチャー
-
7
-
呪文
-
23
-
土地
-
15
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サイドボード
黒緑ハスクの対策は簡単。 《ゲトの裏切り者、カリタス》 をプレイし、除去を連打するだけです。メインに 《ゲトの裏切り者、カリタス》 を採用したデッキが環境に増えてきているのは一重に黒緑ハスクが強力なデッキだからとも言えます。
そんな黒緑ハスクもサイドに 《究極の価格》 を採用したり、 《ゲトの裏切り者、カリタス》 対策はしっかり取ってあり、サイドボード後はいかにお互い軸をずらしたサイドプランを取れるかが重要になります。
黒緑ハスクは練習が足りていないとサイドプランを嚙合わせるのが難しいので、苦手だと感じたら重点的にサイド後の練習をした方がよさそうです。
8位:緑白ビートダウン
Grand Prix Tokyo 2016
[3rd] 2016/05/08 |
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Takuma Morofuji |
-
17
-
クリーチャー
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18
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呪文
-
25
-
土地
-
15
-
サイドボード
GP東京も二人TOP8に進出している安定感あるアーキタイプなだけに、現在環境で抜けて使用率の高いアーキタイプとなっています。3位に入賞したこちらのリストでは、メインから 《悲劇的な傲慢》 を採用して、同型や黒緑ハスクを意識した構成になっていて、今後はこういった形も増えると思われるので、メインから全体除去を警戒しなくてはいけなくなりそうです。
まとめ
GP東京では白単人間に黒を足したリストや緑白ビートダウンのメインに 《悲劇的な傲慢》 が採用される等、メタゲームを読んだ工夫が目立った結果となりました。以上、週間アーキタイプ人気ランキングでした!
来週も引き続きスタンダード特集を更新予定です!
今後も毎週木曜日の更新となりますので、よろしくお願いします!