週刊アーキタイプ人気ランキングとは?
毎週のように開催されるGPやSCG等の大規模な大会は、各フォーマットのメタゲームに与える影響は少なくありません。逆に言えば、毎週のようにメタゲームは変化すると言えます。そんな変化を追うために、週毎にDig.cards上で注目されているアーキタイプを各フォーマット毎にTOP10でランキングを作成する事で、アーキタイプの流行を追っていく、というのが本記事の内容となります。
今週は発売日直前という事で、スタンダードランキング上位TOP3の新カード入りデッキリスト特集です!
それでは早速01月13日~01月19日の週間アーキタイプランキングTOP10見ていきましょう!
・スタンダード週間アーキタイプTOP10
PV(ページのアクセス数) (%)フォーマット毎のアーキタイプのアクセス割合 (↑↓-New)先週と比較したアーキタイプの順位の上下(-)1位 1,234PV(16.87%) エルドラージランプ
(-)2位 490PV(6.70%) ティムール
(↑)3位 479PV(6.55%) 白黒戦士
(↑)4位 467PV(6.38%) マルドゥ
(↓)5位 456PV(6.23%) ハスクサクリファイス
(-)6位 420PV(5.74%) アブザン
(↓)7位 417PV(5.70%) エスパーメンター
(↑)8位 395PV(5.40%) 青黒エルドラージ
(↑)9位 367PV(5.02%) 赤単ビートダウン
(↑)10位 346PV(4.73%) 上陸ビートダウン
1位:エルドラージランプ
今週のランキングの1位はエルドラージランプで、遂に、現環境のランキングを全て1位を取り続ける快挙を成し遂げました!
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13
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クリーチャー
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21
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呪文
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26
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土地
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13
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サイドボード
エルドラージランプは現環境では常にランキング1位をキープし続けた、人気の高いアーキタイプですが、ゲートウォッチの誓いで更に大幅に強化されるので、次期環境でもランキングの上位を維持しそうなアーキタイプです。
次期環境からは優秀な除去である 《次元の歪曲》 や 《コジレックの帰還》 が追加され、ビートダウンとの相性がかなり変わるのではないかと期待されていますね。
勿論フィニッシャー枠の 《大いなる歪み、コジレック》 はプレイすればほぼ勝ちと言える圧倒的フィニッシャー性能を誇ります。 《世界を壊すもの》 は同型やコントロールに強く、墓地の 《コジレックの帰還》 を最速で誘発させる7マナのエルドラージクリーチャーなので、ビートダウンにも無駄になりません。
《残された廃墟》 は 《荒地》 を大量に採用しなければいけなくなるので多少構築こそ歪んでしまいますが、 《コジレックの帰還》 を使う以上マナクリーチャーを採用するのが難しいので、今回は 《残された廃墟》 を採用しています。
前環境と比べ、一直線にマナブーストするしか無かった形よりも対応力が上がり安定する構成となったエルドラージランプは果たして次期環境はどのような活躍を見せるのでしょうか。目が離せません!
2位:ティムール
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23
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クリーチャー
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12
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呪文
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25
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土地
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15
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サイドボード
《龍詞の咆哮》 や 《ジェスカイの魔除け》 のような攻撃的な呪文を使いまわせる 《ゴブリンの闇住まい》 はアグロな構成のティムールにジャストフィットしますし、 《ドロモカの命令》 で5/5威迫になった 《ゴブリンの闇住まい》 も非常に強力なので、白入りティムールは次期環境では猛威を振るうかもしれません。
《炎呼び、チャンドラ》 は高速クロック、ドロー、盤面処理と上手く使えばどれも機能する事ができ、見た目以上に強力なカードです。高速クロックを上手く使えるティムールにはピッタリなカードで、ティムールにおいては 《太陽の勇者、エルズペス》 くらいの活躍をしてくれるかもしれません!
3位:白黒戦士
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24
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クリーチャー
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12
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呪文
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24
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土地
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15
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サイドボード
白黒戦士に新たに加入した期待の新人、 《ゲトの裏切り者、カリタス》 は実はとんでもなくやり手かもしれません。
というのも、 《搭載歩行機械》 等の死亡時効果のクリーチャーを無視しながら戦闘できる事は、地上クリーチャーが多い白黒戦士は案外馬鹿にならないボーナスです。今後はアブザンの 《先頭に立つもの、アナフェンザ》 のような活躍が期待できそうです。
他にも意外な強化点として、 《血顎の憤怒鬼》 と相性の良い 《異常な忍耐》 や、優秀な除去である 《闇の掌握》 等、脇を固めるカードも意外にも強化されているので、次期環境は要注意なアーキタイプです。