こんにちは!加茂です!
前回に引き続き日頃のMOリーグのレポートを書かせていただきます。よろしくお願いします。今回は前回から引き続きスーパークレイジーズーを。前回のリストはまだ回数をこなしていないのでリストは変更なしです。
11月14日 モダンリーグ2回分 4-1 2-3
使用デッキ:スーパークレイジーズー(SCZ)
Grand Prix Lille 2016
[2nd] 2016/08/28 |
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Thomas Hendrik |
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19
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クリーチャー
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24
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呪文
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17
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土地
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15
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サイドボード
戦績
対戦相手のデッキ |
風景の変容 |
トロン |
グリセルシュート |
バントカンパニー |
昇天 |
成績 |
先手 〇×× |
先手 ○○ |
後手 ○○ |
先手 ○○ |
後手 ○○ |
対戦相手のデッキ |
感染 |
バーン |
アブザン |
RGブリーチ |
バーン |
成績 |
後手 ×〇× |
後手 ×○○ |
後手 ×〇× |
先手 ○○ |
後手 ×〇× |
反省や感想
メインボード
今回は相性差が激しいマッチアップとの連戦になりました。前半のリーグは相性の悪いこちらの盤面に積極的に干渉してくるデッキが少なく、マッチもほとんど2-0で勝つことが出来ました。後半のリーグは前回と同じくバーンや感染といった今流行のオールイン系デッキと対戦することになり、後手番を貰ったメイン戦はゲームをとることが出来ませんでした。先手後手でゲームが決まるマッチアップが存在する以上、ムラが激しい結果になってしまいがちなのでサイドボードを見直してサイド後なんとか挽回できるように検討してみたいと思います。 一方こちらの盤面に干渉せず伸び伸びプレイできる相手には明確に有利で、特に風景の変容やトロンのような土地回り系のコンボデッキは下準備のために序盤に土地を伸ばす必要があるので、その間に圧倒的な速度で攻勢に出るSCZは非常に有利なマッチアップです。
土地系のコンボデッキは盤面を処理してくる中速デッキを相手にするのが得意なデッキなのでアブザンやジャンド、トリコロールに非常に有利が付きます。SCZにとってはこれらの中速デッキはクリーチャーを簡単に処理されてしまい苦戦を強いられるマッチアップなので、これらに有利で、SCZに不利な土地系コンボには是非流行って欲しいですね。
クローズアップマッチアップ
・風景の変容とRGブリーチ《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 を使用する土地を利用したコンボデッキは真っすぐコンボを狙いにく赤緑の2色で構成される形と 《白日の下に》 を採用した青赤緑を中心に構成される形があります。 どちらもメインボードはSCZの速度が圧倒的に速いため独壇場なのですが、サイドボード後は 《仕組まれた爆薬》 や 《虚空の杯》 などのSCZにとって致命的になるカードを採用している場合が多いので過信は出来ません。SCZは 《思考囲い》 のような妨害手段もあるので初手のキープ基準さえ間違わなければおおよそ勝てる展開になります。
・アブザン
SCZにとって大量の除去とハンデス、優秀な壁となる生物が入っている黒緑系のグッドスタッフはかなり相性が悪いです。サイドボード後も相性差が変えれるほどの変更も出来ず、一瞬の隙を突いて 《ティムールの激闘》 コンボを叩き込むのが勝ち筋になりますが、ハンデスなどで手札がバレてしまう状況になりやすいので決まりにくいです。
サイドボード OUT
《変異原性の成長》 4
《強大化》 1
《稲妻》 2
《樹木茂る山麓》 1
サイドボード IN
《タルモゴイフ》 3
《わめき騒ぐマンドリル》 2
《流刑への道》 2
《森》 1 《変異原性の成長》 は 《稲妻》 などの火力を使ってこない相手には弱いので抜きますが、相手の 《タルモゴイフ》 等を乗り越える用に数枚残しておいてもいいかもしれません。 《稲妻》 は撃ちたいクリーチャーが 《闇の腹心》 くらいしかおらず、もともと採用率が高くないのと相手が抜く可能性も高いのでOUT。森は対戦相手の 《流刑への道》 で持ってこれる基本土地なのでINします。ハンデス系はトップデッキすると弱いので追加では入れません。
サイドボードプランは試行回数がまだ足りてないので完璧ではないと思いますが、おおよそこんな感じです。マッチアップ相性は多少改善される程度なのでサイドボードのカードの変更も視野に入れて検討していこうと思います。
今日のまとめ
・現状、黒緑グッドスタッフ系のデッキに対して明確に不利なので、ハンデスや 《ヴェールのリリアナ》 に強い 《イーオスのレインジャー》 や 《未練ある魂》 を試していこうと思います。恐らくSCZを使う上で最悪のマッチアップなので、環境にアブザン、ジャンドなどが多い場合は使用を控えようと思います。次回も引き続きSCZのリーグレポートになると思いますので、次回もよろしくお願いいたします!