【フルスポイラー!】行弘&Rizerの破滅の刻インスピレーションレビュー

破滅の刻レビュー:マルチ・アーティファクト

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雲遊 // 萍寄
石村:  萍寄は見た目のままの性能なので、着目したいのは雲遊。

《首絞め》 のような手札を捨てる起動型能力を持つカードや雲遊と組み合わせることで 《炎刃の達人》 が持っているような手札を捨てた時能力をパーマネントの数だけ誘発させることができます。

盤面を簡単に空にできるため、 《不毛の栄光》 《均衡の復元》 のようなカードとも相性がよく、面白い一枚ですね。
行弘: 今までに余り見た事の無い、オンリーワンな性能。6マナ支払えば、盤面のカードを戻しつつそのまま捨てられる為、カードを捨てた時にトリガーするカードがとてつもない事になる。

他にもETB能力持ちパーマネントを使いまわしたり、全体除去を打つ前に自分のクリーチャーを戻したりと用途は広い為、実用レベルに見える。
見捨てられた石棺
石村: サイクリング版 《ヨーグモスの行動計画》

墓地から打ち消し呪文が飛んできたり、 《花粉のもや》 《新たな信仰》 で耐久されたり、 《イフニルの魔神》 がずらずら出てきたりすると考えるとチャンスがありそうな一枚。

《虚ろな者》 (カードを捨てるとコストが軽くなる茶生物)をサイクリングしてそのままコスト0で出せるのはオシャレですね。
行弘: サイクリングデッキの新たな勝ち筋としてかなり魅力的な1枚。

デッキに採用する際はサイクリングしていけばそのうち引ける事も加味して2~3枚がベターでしょう。
機略 // 縦横
石村: 《類電の反響》 《類電の反響》 じゃないか!

手札消費無しで墓地から 《双つ術》 を使えると思うと強く思えますが、 《霊魂破》 が全く使われていない以上はこのカードも決して使いやすいカードではないのでしょう。 
行弘: 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 への明確な回答…!?

なおメインボードでは使うのは難しそうです。
王神の贈り物
石村: 先行プレビューカードがこんなに強いのも珍しいですね。

この手のカードとしては珍しいことにトークンはターン終了時に消えることはなく、七マナのコストも 《来世への門》 の起動型能力でサーチしたり 《復元》 で釣ったりすれば問題なし、元となる 《来世への門》 自体も 《戦利品の魔道士》 でサーチ可能と補助もバッチリ。

雑にサイクリング生物やデカブツを釣っても強いカードですが、一押しのパートナーは瞬殺コンボじみた動きができる 《地獄の樹》 です。
行弘: 《来世への門》 からサーチしつつ、 《来世への門》 の能力で捨てたカードを釣る事ができるので、かなり噛み合ってますね。

速攻付与もあってカードパワーはかなり高いので、一度は試す価値ありそうです。
虚ろな者
石村: スタンダードよりはモダンなどの古い環境で輝きそうな一枚。

《致命的な一押し》 《稲妻》 の圏外であるため、並べることに成功すればそこそこの殺傷力を持ちます。

現状のデッキでも 《変幻影魔》 を使うレガシーのマナレスドレッジや《Bazaar of Baghdad(ARN)》を使うヴィンテージのドレッジデッキあたりなら無理なく投入できそうです。
行弘: 《集団的抵抗》 《炎呼び、チャンドラ》 で手札5枚以上の時に5枚捨てれば、引いてきた先で0マナでプレイできる可能性がありますね。

もしくはサイクリングコンボ(ゼウス)のフィニッシャーとしてワンチャン…?
終わりなき砂漠
石村: 使いやすくなった 《隠れ家》

無色土地や砂漠としてエルドラージビートダウンや砂漠ビートダウンで使う場合のおまけ能力としては合格点。

普通のビートダウンデッキでも、プレインズウォーカーや 《燻蒸》 などと併用してのサイドボードカードとしては優秀かもしれません。

《カーリ・ゼヴの巧技》 などの一時的にコントロールを奪うカードと相性が良いのも面白いですね。
行弘: マナさえ余らせとけば、とりあえず相手の除去からクリーチャーを守り、2体以上隠した後に元に戻せば一定以上のアドバンテージは狙えますね。

無色マナしか出ないので単色気味のデッキで運用したいところです。
蝗の神
石村: 六マナというコストの重さに対して、能力に即効性がないのが厳しい青赤神。

コストなしに速攻トークンを出す能力自体は強烈なので、 《先駆ける者、ナヒリ》 のような予め設置してカードを引ける置物との相性は抜群、今後相性のいいカードが登場すれば化けるかもしれません。

《ハゾレトの碑》 とはコンボになっていそうでなっていないのが残念です。
行弘: 1枚で勝てる可能性がある上、除去耐性もあるのでコントロールのフィニッシャーとしては可能性はありそうですが…。
王神、ニコル・ボーラス
石村: お待ちしておりましたボーラス様。

二枚手札破壊がシンプルに強力で、相手の呪文を奪う能力と除去能力が選択肢として控えているので隙がありません。

青いコントロールのフェニッシャー役としては 《奔流の機械巨人》 に一歩譲ってしまいますが、赤や黒がメインのデッキならベストなフィニッシャーはボーラス様で間違いなし!

手札破壊は早く始めるほど強力なので、 《反逆の先導者、チャンドラ》 《策謀家テゼレット》 といったマナ加速からプレイしたいところです。
行弘: 《反逆の先導者、チャンドラ》 からのニコルの流れは非常に美しくただひたすらに強力。

マナコストに制約こそあるものの、様々なコントロールのフィニッシャーとして活躍してくれそうです。
試練を超えた者、サムト
石村: 流石にプラス能力の効果が二段攻撃を与えるだけというのは……。

除去呪文として考えても範囲が狭いので、活躍している姿はいまいち想像できません。
行弘: 歴代赤緑プレインズウォーカー外れの系譜を見事に引き継いだ芸術的一品。
スカラベの神
石村: お手頃なサイズとコストが魅力的な青黒神。

ほどよい除去耐性のおかげで、青黒コントロールがサイドボード後によくやるフィニッシャー連打戦略に最適です。

起動型を一度でも使えてしまえば規格外の制圧力を発揮できるため、色の合ったデッキでは広く使われるカードになるでしょう。
行弘: サイドボードカードとはなりそうですが、コントロールのフィニッシャーとしては文句ない性能ですね。ゾンビデッキでは色を足してまで使う性能では無さそうです。
蠍の神
石村: 三つの長期戦向き能力と優秀なサイズを武器にして、相手をじわじわ締め上げる赤黒神。

一般的に赤黒でやりやたいこととは少しずれているので、活躍できるかは環境によるところが大きいですね。

自分の-1/-1カウンター持ちが死亡してもドローできるので、緑黒の1/-1カウンターシナジーデッキに混ぜて使うのも面白そうです。
行弘: 盤面を制圧する能力が高く、クリーチャーとしてのスペックも高いんですが、いかんせん他の神と違い勝つまでが長、悠長感が拭えないですね。
大義 // 名分
石村: 占術からのコスト踏み倒しを狙うと合計六マナかかってしまって効率がいまいちなので、コスト踏み倒しを主軸に置くよりは手札消費を後半に取り戻せる占術呪文として使う方が強いデッキを組めそうです。

青赤や青緑の低コスト呪文を連打するタイプのデッキに二枚くらい採用するイメージです。
行弘: 占術も3までいくとそこそこ強力な山札操作になるので悪くは無いですね。名分の方まで上手くかみ合うデッキが作れたら一線級の活躍が期待できそうです。
翦草 // 除根
石村: 全体除去のオプションがついている二マナの振り分け除去。

ミッドレンジ相手はやや力不足なものの、高速アグロや 《巻きつき蛇》 には滅法強いので、そこそこ使われそうな一枚。

黒だと対処に一苦労する神もあっさり追放できるのはポイント高いですね。
行弘: マナさえあれば2体のクリーチャーを除去できる優秀な除去。とはいえタフネス1が多い環境でないと若干頼りないですね。
悪戦 // 苦闘
石村: おまけでつくトランプルと威迫が地味に強力な一枚。

相手の逆転の芽を摘むことができる手札破壊が特に強力で、モダンでも白黒トークン発掘などで使われる可能性を秘めています。
行弘: ようやく黒緑が 《不屈の神ロナス》 を乗り越える術を獲得できました。黒緑エネルギーだと手放しで2枚くらい採用したいですね。
蜃気楼の鏡
石村: みんな大好き 《暗黒の深部》 とのコンボもできるなんでもコピーカード。

スタンダードでは 《金属製の巨像》 《戦闘の祝賀者》 あたりとの相性が良さそうです。
行弘: コピーできる対象が広い他、タイミングも割と任意なので、自由度が高く意外と使われそうな気がします。
敵意ある砂漠
石村: エルドラージ待望の無色マナを生み出すクリーチャー化土地。

墓地に土地を落とさなければいけない関係で 《密輸人の回転翼機》 の不在が惜しまれますが、 《街の鍵》 でも補助として及第点はあげられるはずです。

相棒のエルドラージが環境を去る際には同時に対抗色クリーチャー化土地もスタンダード落ちするので、意外にローテーション後が本番なカードかもしれませんね。
行弘: 《変わり谷》 程ユーティリティーさはありませんが、無色のミシュラ土地の存在は単色~2色でデッキを組むメリットになるので、次期環境は2色以下のデッキが多くみられるかもしれません。
屍肉あさりの地
石村: お手軽墓地追放ランド。

タップインのテンポロスが難点だった 《ボジューカの沼》 の弱点が解消されているので、モダンでもエルドラージビートダウンとコントロールデッキを中心に 《幽霊街》 以下 《地盤の際》 以上の頻度でよく使われるカードになりそうです。
行弘: 《ボジューカの沼》 と違いインスタントタイミングで墓地対策できる土地。

構えないといけないマナこそそこそこあるので、墓地対策として過信はできませんが、昂揚のようなある程度溜まった段階から機能するものには、対応しやすそうですね。
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