デュエル・マスターズ グランプリ-2nd テキストカバレージ

デュエル・マスターズGP2nd 決勝ラウンド第3回戦:つくよみ vs. ボウシ

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勝負である以上、負けていい戦いなんてない。

とはいえ、特に重要な対戦というものは長い大会の中で何度かある。例えば、予選最終ラウンドは、決勝ラウンドに向けて足切りがあるかないかが決まる大事な一戦だ。

もちろん、そこまでのどこかで勝利していれば問題ないから、最終戦だけが特別なわけでは無いのだが、とはいえ、夏休みの宿題を最終日にやる人間が多いように、辻褄をあわせるタイミングこそが正念場になるのはしかたのない事だ。

そして、予選ラウンド最終戦に続いて正念場となるのは、この決勝ラウンド第3回戦だろう。

シングルエリミネーションであり、全員が優勝を目指しているのだから当然常に負けられないのだろうが、ここを勝利してトップ8になるかどうかで得られる権利が大きく違いすぎるのだ。

まずは、グランプリトップ8限定の 《不敗のダイハード・リュウセイ》

そして、全国大会エリア予選のシード権。

この試合に勝つか負けるかで得られるものが違うのだから、このラウンドに行われる8つのテーブルの戦いは、これまでとかかっているものが違うと言ってもいいだろう。

そんな8つのテーブルの中で、さらに背負わされた栄誉がある戦いがある。それが、このテーブルだ。
名前が変わっているが、ボウシはDMGP-1stでトップ8入賞しているワタナベである。DMGP-1stでトップ8以上に入賞したプレイヤーで、このラウンドまで残っているのはボウシ、ただひとりだ。

つまり、この試合で勝利すればボウシは、史上初めて公認グランプリで2連続でトップ8に入ったプレイヤーという栄誉を得ることになる。

■対戦風景

つくよみの超次元ゾーンを見て、ボウシは思わず頭を抱える。つくよみの超次元ゾーンは、どう見てもサソリスだ。そして、そのつくよみがじゃんけんで先攻をえる。

つくよみは1ターン目に 《侵革目 パラスラプト》 をマナチャージ、対するボウシも 《プライマル・スクリーム》 をマナチャージする。続いてつくよみは 《龍覇 サソリス》 をマナチャージしつつ、 《霞み妖精ジャスミン》 でマナ加速する。

ボウシはマナをチャージするのみでターンを終了。2ターン目に 《龍覇 サソリス》 をチャージという怪しい動きをみせていたつくよみは、 《トレジャー・マップ》 で長考の末に 《雪精 ジャーベル》 を手札に加えると、さらに即召喚し、 《龍覇 マリニャン》 を召喚する。対するボウシは 《ブラッディ・チャージャー》 をプレイする。

総じてカードのチョイスに特徴のある、良く練りこまれた闇単なのが伝わってくる。
つくよみは 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 《龍覇 マリニャン》 で呼び出してターンエンド、まずはループの準備を始める。これに対して、ボウシはマナチャージの段階から長考する。結果、 《魔狼月下城の咆哮》 でつくよみの2体のクリーチャーを除去して 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 の龍解を防ぐ。

続くターンに、ボウシは 《龍覇 サソリス》 を召喚して 《邪帝斧 ボアロアックス》 を装備、その能力で 《鳴動するギガ・ホーン》 を呼び出して、山札からクリーチャーをサーチする。返すターンに、ボウシは 《龍覇 ニンジャリバン》 を召喚して 《忍者屋敷 カラクリガエシ》 をだすのみ。

そして、ついに 《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》 が龍解してしまう。これで一気にマナ軽減されたつくよみは 《天真妖精オチャッピィ》 を1マナで呼び出して、さらに 《龍覇 サソリス》 を呼び出し、 《邪帝斧 ボアロアックス》 の2枚めを装備、ターン終了時に 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 2個建設する。

ボウシは 《龍覇 ニンジャリバン》 から《龍魂宮殿 ブラックル》を呼び出し、つくよみは 《霞み妖精ジャスミン》 をディスカードする。

自身のターン。つくよみは、 《天真妖精オチャッピィ》 を召喚すると、2つの 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 《侵革目 パラスラプト》 《雪精 ジャーベル》 を出すと手札に 《雪精 ジャーベル》 と連携させ一気に盤面にクリーチャーを揃える。なんせ、クリーチャーが出るたびに2枚の 《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 がトリガーするので、どんどんクリーチャーが並んでいくのだ。

そうやって、一気に展開したつくよみは、そのクリーチャーたちをマナゾーンから呼び出した 《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》 でスピード・アタッカーにすると、さらに 《S級原始 サンマッド》 で一気に打点も増やし、原始的な暴力でゲームを決めたのだった。

Winner:つくよみ
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