デュエル・マスターズ全国大会2017 エリア代表決定戦 四国大会

​決勝1回戦:謎の人物X vs. ◆かくたす

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予選ラウンドが終了し、決勝ラウンドに進出する16名が決まった。

今回も、多くのプレイヤーに#俺フィーチャーを名乗り出ていただいたが、その中から何名かも決勝ラウンドへと進出している。

そこで、気になる名前と内容が……
 
謎の人物X!!
そして、今や環境の寵児である 《グレート・グラスパー》 を根絶!!

謎を提示されたら解明したくなるのが人のサガ。せっかくなので、ここでは謎の人物Xをフィーチャーリング席に呼びつつ、その 《グレート・グラスパー》 根絶作戦の謎を解明させてもらおう。

対するのは、高知DMPランキング8位の◆かくたす。

高知のDMPランキングといえば、いつも見ていて気になる謎があったので、ここで◆かくたすに聞いてみよう。一度機会があれば高知DMPランキングを見てもらえば早いのだが、高知のプレイヤーは名前の頭に「◆」がついているプレイヤーが多いのだ。

◆かくたす 「いや、特に意味はないですね。別に義務でもないですけど、昔からの知り合いだからなんとなくですね」

謎はないけど、そこにつながりはあった!

と、うまい事はいえてないが、本題は、どうやら◆かくたすも 《グレート・グラスパー》 を使っていないシークレットテックの入ったデッキとのこと。謎が謎を呼ぶ対戦を制するのはどちらか。

先手の謎の人物Xは 《青守銀 ルヴォワ》 をマナチャージ、対する◆かくたすは 《罠の超人》 をマナチャージする。謎の人物Xは2ターン目にも展開をできず、ファーストアクションは3ターン目の 《絶対の畏れ 防鎧》

4ターン目には 《一番隊 クリスタ》 《緑知銀 フェイウォン》 と展開しわずかながら序盤の展開遅れを取り戻す。 《緑知銀 フェイウォン》 で1枚ドローすると、 《絶対の畏れ 防鎧》 でアタック。しかし、このブレイクは 《隻眼ノ裁キ》 をトリガーしてしまい、 《一番隊 クリスタ》 がタップされる。

◆かくたすのファーストアクションは、4ターン目。 《次元波導魔法 HAL》 をプレイすると、謎の人物は「そんなのまではいってるのかー」とコメント。 《次元波導魔法 HAL》 まで見えるなら、デッキのトリガー枚数は相当なはずだ。

しかし、これで◆かくたすがほぼ光水自然であることが判明、この組み合わせに抜群の効果を発揮する 《気高き魂 不動》 を召喚すると、 《絶対の畏れ 防鎧》 《緑知銀 フェイウォン》 でブレイク、ここでトリガーはない。

◆かくたすは、手札から2枚目の 《隻眼ノ裁キ》 をプレイし、 《気高き魂 不動》 をタップすると、少考の末に、2枚の 《隻眼ノ裁キ》 を残る2枚のシールドに別々に張り付ける。

謎の人物Xは 《赤攻銀 マルハヴァン》 を召喚。そして、2枚の 《隻眼ノ裁キ》 つきのシールドのうち1枚をブレイクするべく 《絶対の畏れ 防鎧》 でアタック、ここで 《隻眼ノ裁キ》 《終末の時計 ザ・クロック》 がトリガーする。 《隻眼ノ裁キ》 の対象を 《気高き魂 不動》 にして、2枚の 《隻眼ノ裁キ》 を重ねると、 《終末の時計 ザ・クロック》 の効果が解決されで謎の人物Xのターンが終わる。

ターンをしのいでいるものの、とにかく触れない 《気高き魂 不動》 がつらい◆かくたす。いったん 《気高き魂 不動》 のテキストを確認すると、手札をゆっくりと確認し、マナチャージからの6マナで 《コクーン・シャナバガン》 をプレイ。2マナ加速の上で 《オヴ・シディアDG》 を回収する。

ビートプランをメインとして構築されている謎の人物Xのメタリカ。やはり白い悪魔降臨の前にゲームを決定づけたいため 《奇石マクーロ》 を召喚すると、そこはお先真っ暗……という事もなく2体目の 《赤攻銀 マルハヴァン》 を手に入れ、召喚す。そして 《絶対の畏れ 防鎧》 で最後の1枚のシールドへとアタックする。

この攻撃はゲームを決めうるし、少なくとも邪魔な2枚の 《隻眼ノ裁キ》 をシールドゾーンから追い出すことはできる。

はずだったのだが。
 
シールドを確認した◆かくたすが勢いよくトリガーさせたのはまさかの 《DNA・スパーク》 。これで、このターンの攻撃が完全に止まったのみならず、追加されたシールドに、 《絶対の畏れ 防鎧》 《気高き魂 不動》 をフリーズした 《隻眼ノ裁キ》 が戻ってきてしまう。

そして、降臨した白い悪魔こと 《オヴ・シディアDG》 。だが、先ほどの運気の揺り返しか、謎の人物Xのターン開始時にトリガーしたのは3枚目の 《隻眼ノ裁キ》 。2体の 《赤攻銀 マルハヴァン》 《一番隊 クリスタ》 をフリーズさせるものの、3枚の紋章は墓地に置かれ、その後2枚シールドが回復する。

謎の人物Xのバトルゾーンで殴れるのは 《緑知銀 フェイウォン》 《奇石マクーロ》 の2枚。もし、このターンのドローがスパーク系で相手のクリーチャーをタップできれば、彼らを自爆特攻させて 《赤攻銀 マルハヴァン》 をアンタップし、ゲームを決め得たのだが、山札は期待に応えない。

結果、謎の人物Xはこの2体で残る2枚のシールドをブレイクし、続くターンに望みをかけてターンを終える。

だが、そこからしばらく、謎の人物Xのターンは来なかった。正確には、しばらく一瞬しかターンが来なかった。

◆かくたすがプレイしたのは 《スーパー・エターナル・スパーク》 。シールドに送り込んだのは……自身の場の 《終末の時計 ザ・クロック》 !この 《終末の時計 ザ・クロック》 が送り込まれたシールドが続く謎の人物Xのターン開始時に 《オヴ・シディアDG》 でブレイクされると、それで謎の人物Xのターンは終わる。

続くターンにも、◆かくたすは 《スーパー・エターナル・スパーク》 。またも謎の人物Xのターンは、ドローすら許されず終了。この間に、◆かくたすは自身のマナを増やしつつシールドを4枚まで回復した。

事実上の3ターン連続の自身のターンとなる◆かくたす。ここで 《水上第九院 シャコガイル》 をプレイする。

やっと本当の意味で自分のターンが来ると謎の人物Xが思ったときに、ターン開始時に 《オヴ・シディアDG》 がトリガーしたのは 《スーパー・エターナル・スパーク》 で、またも 《終末の時計 ザ・クロック》 がシールドに戻っていく。

このターンにゲームを決めることが事実上不可能であり、とはいえ、 《水上第九院 シャコガイル》 を対処できない謎の人物X。DGではない 《オヴ・シディア》 を召喚し、ゲームが続いている体を保つため 《気高き魂 不動》 で攻撃するが、これは 《マスター・スパーク》 をトリガーしてしまい、次の自分のターン開始時にドローすら許されずゲームが終わるのだった。

Winner:◆かくたす

闇抜きのデッキに対して圧倒的な力を発揮する 《気高き魂 不動》 、そして、展開力の 《グレート・グラスパー》 相手に大逆転を起こす 《オヴ・シディア》 。ふたつのアイディアによって、決勝ラウンドへと駆け抜けてきた謎の人物X。

実際、予選ラウンドで様々なデッキを 《オヴ・シディア》 の暴力的なパワーで打ち倒しているのを見た。どうやらこの存在はDGになる前から悪魔だったようだ。

しかし、決勝では当たる相手が悪かった。

◆かくたす 「デッキの34枚、 《オヴ・シディアDG》 《水上第九院 シャコガイル》 以外は、全部トリガーです」

《グレート・グラスパー》 《水上第九院 シャコガイル》 で狩り、 《グレート・グラスパー》 を狩りに来たデッキはトリガーと 《オヴ・シディアDG》 、そして新章の 《勝利宣言 鬼丸「覇」》 こと 《スーパー・エターナル・スパーク》 《終末の時計 ザ・クロック》 のコンボで狩る。

予選ラウンドを抜けることは叶わなかったが、昨年四国代表のししょーや、徳島一位のレイ39ら徳島勢が選択していたデッキも、光水闇、いわゆるドロマーカラーのトリガーコントロールだった。

2会場連続でネクラグラスパーが権利を獲得しているこの新章環境だが、環境は確実に動き始めている。
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