デュエル・マスターズ全国大会2017 エリア代表決定戦 南東北大会

Round 4:カナタ vs. キャベツ

0480ed34 461e 449e bed1 db2d676d7858
2011年度に開催されたビクトリー1。

そのエリア予選で猛威を奮ったのは、 《ボルバルザーク・エクス》 《超竜バジュラ》 を進化させるNエクスだった。

だが、一方で、ニンジャ・ストライク全盛期であった事も踏まえてではあるが、当時の殿堂環境では軽視されがちであったシールド・トリガーが再評価されたのも、このE1限定構築環境であった。

かつては、圧倒的な力を持つドラゴンに対抗するべく使われたシールド・トリガーだったが、ドラゴンがいないこの新章での世界でもそれは変わらない。

Round 4のフィーチャリングでカナタの名前が挙がった瞬間、会場に歓声が上がる。そう、ここでフィーチャーされるのは、地元宮城のDMPランキング1位のカナタだ。現時点でのカナタのDMPランキングのポイントは3940。その話題がフィーチャー席で出ると、カナタは声を上げる。

カナタ 「今日、ここで優勝して8940になるから!」

そんなカナタと対するのは、キャベツ。使用するのは、環境最速のビートダウンとして本命のひとつとしてあげられるビートジョッキーだ。

じゃんけんで先手はカナタ。互いにマナをチャージし続けるだけの静かな立ち上がり。静寂を打ち破り最初に行動を起こしたのはキャベツの4ターン目。しかし、ファーストアクションからクライマックスだ。

《ダチッコ・チュリス》 を召喚すると、コスト軽減能力とマスターB・A・Dを組み合わせて《“罰怒”ブランド》を召喚し、すぐさま《“罰怒”ブランド》でアタックする。

しかし、このWブレイクで 《フェアリー・シャワー》 《ボーイズ・トゥ・メン》 がトリガーし、 《ダチッコ・チュリス》 がタップされつつ、2マナ加速に成功する。キャベツはマスターB・A・Dで 《ダチッコ・チュリス》 を破壊しつつ、このターンWブレイクで2枚のシールドが手札に加えられているので 《“SNG”シンガー》 をバトルゾーンに出す。

先ほど2マナ加速しているカナタはマナチャージによって7マナになると 《ルクショップ・チェサイズ》 を手札からプレイし、シールドを1枚仕込んでターンエンド。返すターンにキャベツはこの仕込んだシールドを含む2枚を《“罰怒”ブランド》がブレイクする。

再び2枚のシールド・トリガー。今度は 《ノヴァルティ・アメイズ》 《罠の超人》 がトリガーし、 《“SNG”シンガー》 がタップされ、《“罰怒”ブランド》がマナゾーンに送られる。ターンエンドに再びキャベツは 《“SNG”シンガー》 をバトルゾーンに追加する。

このターンエンドに追加されたアンタップ状態の 《“SNG”シンガー》 《闇夜の番人》 で除去され、タップ状態の 《“SNG”シンガー》 へは 《罠の超人》 が殴り返すことで、キャベツの盤面は一掃されてしまう。
一気に攻め切ってしまいたいキャベツは、まずは 《トツゲキ戦車 バクゲットー》 でリソース回復を図ると、ドローした 《ステップ・チュリス》 を召喚しアタック。またも 《ボーイズ・トゥ・メン》 がトリガーし、カナタのリソースはどんどんと潤沢になっていく。返すターンにカナタは有り余るマナから、まず 《フェアリー・シャワー》 をプレイし、続いて 《ルクショップ・チェサイズ》 でシールドを回復させてターンを返す。

ここでキャベツは2枚のシールドの中から 《ノヴァルティ・アメイズ》 で仕込んだシールドではない方のシールドをブレイクするが、ここで 《ルクショップ・チェサイズ》 がトリガーし、カナタのシールドは減らない。カナタの墓地とマナを確認したキャベツは、最初に埋めた方のシールドの方がトリガーの可能性が低いかもと判断しブレイクするのだが、 《罠の超人》 がトリガーし、 《トツゲキ戦車 バクゲットー》 がマナゾーンに送られてしまう。

そう、カナタのデッキは、その7割ほどがシールド・トリガーのトリガーコントロールなのだ。そして、トリガー・コントロールといえば、それを活かすフィニッシャーは不可欠。 《オヴ・シディア》 が召喚され、圧倒的な存在感を見せる。

《オヴ・シディア》 が動き出してしまえば、逆転は不可能だ。ここでキャベツは 《ステップ・チュリス》 《ダチッコ・チュリス》 、そして《“罰怒”ブランド》と一気に展開し、まずは《“罰怒”ブランド》が 《罠の超人》 を殴り返す。そして、 《ダチッコ・チュリス》 が最後の1枚のシールドをブレイクするのだが、これが 《DNA・スパーク》 でシールドを回復されつつ後続をシャットアウトされてしまう。マスターB・A・Dで 《ステップ・チュリス》 が破壊されてターン終了。
カナタは 《キラードン》 を召喚すると、キャベツは 《ダチッコ・チュリス》 を破壊。そして《“罰怒”ブランド》へは《オブ・シディア》が襲い掛かる。ここではマスター・ラビリンスは発動させず、盤面を整理するのみでターンを終える。

《トツゲキ戦車 バクゲットー》 をトップデックしたキャベツはこれを召喚し、さらにひいてきた 《ジャジー・トランパー》 《キラードン》 を破壊するのだが、返すターンにカナタが 《水上第九院 シャコガイル》 を出し、いよいよ《オブ・シディア》がマスター・ラビリンスを発動させ7枚の手札をシールドとすると、逆転の手がないことを認め投了するのだった。

Winner:カナタ

ビートジョッキーとジョーカーズ。ふたつの速攻デッキが存在する環境、と予測してトリガーコントロールを持ち込んだカナタ。

しかし、環境のもう片輪は、マナ加速から有り余るパワーカードをぶつけてくる自然系ビッグマナだ。果たして、ビート対策に寄ったカナタの戦略は吉と出るか。
レポート

ライター
ライターコラム

Page Top