デュエル・マスターズ全国大会2017 エリア代表決定戦  北九州エリア大会

決勝戦:トゥルチvsしーた

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予選では母数の少なさが目立っていた 《グスタフ・アルブサール》 ループだが、決勝戦および三位決定戦に残っていたそれは4人中3人が使用しているという、少数精鋭の結果を残していた。

DMGP5thでのシードを活かし体力を温存してきたトゥルチか。予選からここまで戦い抜きテンションの高いしーたか。どちらがマフィ・ギャングを、墓地領域を、ループを、上手く使いこなせるか。

その激戦の火蓋が、切って落とされた。

先攻はしーた。互いに 《終末の時計 ザ・クロック》 をマナに置くところから始まり、2ターン目に 《エマージェンシー・タイフーン》 を唱えることに成功したのはトゥルチ。 《阿修羅サソリムカデ》 が墓地に送られる。


しーたは 《ボーンおどり・チャージャー》 を唱え、先攻の「相手より早く高コスト域に辿り着ける」メリットを強くしていく。

一方のトゥルチは 《サイバー・チューン》 によってどんどん墓地を良質にしていき、6ターン目の 《戒王の封》 を必殺カードにする戦術を選択。 《グスタフ・アルブサール》 と2枚目の 《阿修羅サソリムカデ》 を墓地に送り、好調な立ち上がりだ。

しーたは4ターン目も 《ボーンおどり・チャージャー》 を唱える。これにより6マナに辿り着き、残った3マナで 《サイバー・チューン》 を唱える。

しかしループに必要なクリーチャーへ辿り着くことはできず、墓地に落ちた目ぼしいカードは攻撃キャンセルが可能な 《終末の時計 ザ・クロック》 のみと、カードはトゥルチのそれより随分と乏しいものだった。
トゥルチは再び 《サイバー・チューン》 を唱え、 《阿修羅サソリムカデ》 《龍装者 グルド54号》 を捨て、 《グスタフ・アルブサール》 の攻撃キャンセル手段をこれによって得る。

5ターン目、しーたのターン。墓地を増やすための水文明のカードを2回唱えることができるほどのマナ量を確保しているしーたは 《サイバー・チューン》 《貝獣 アホヤ》 と連打。

《ルドルフ・カルナック》 《水上第九院 シャコガイル》 《グスタフ・アルブサール》 が墓地に追加され、ようやく及第点といった内容になった。

互いに攻撃できるクリーチャーが全く並ばない静かな戦いが続く中、トゥルチは 《エマージェンシー・タイフーン》 を唱え、 《水上第九院 シャコガイル》 を捨てる。トゥルチの墓地には 《グスタフ・アルブサール》 が1枚しかない以外はほぼ完壁な墓地が完成していた。

墓地を確認しながら、ループに入れるか否かを両者見極めながらゲームを進めていく。しーたがトゥルチの墓地を確認した後、 《エマージェンシー・タイフーン》 を唱えて手札を整えてターンを返した。
戒王の封
あれだけ 《エマージェンシー・タイフーン》 《サイバー・チューン》 を毎ターン撃っていれば流石にこのカードを持っていない訳はない。 《阿修羅サソリムカデ》 を蘇生し、そこから 《阿修羅サソリムカデ》 《龍装者 グルド54号》 を蘇生。

《龍装者 グルド54号》 《阿修羅サソリムカデ》 を破壊し、蘇生した 《阿修羅サソリムカデ》 で先ほど破壊した 《阿修羅サソリムカデ》 ともともと墓地にあった 《阿修羅サソリムカデ》 を蘇生。

《グスタフ・アルブサール》 《龍装者 グルド54号》 をリアニメイトし、 《グスタフ・アルブサール》 《阿修羅サソリムカデ》 の上に乗せ、ここで一旦ストップ。

《阿修羅サソリムカデ》 の効果で墓地は肥えたものの、勝利とまではいかない。これ以上の展開を諦め、次ターンでの展開を狙うべく、 《グスタフ・アルブサール》 のキズナプラスによって蘇生させたのは 《終末の時計 ザ・クロック》 。攻撃をキャンセルし、 《阿修羅サソリムカデ》 のデメリット効果もこれによって帳消し。

《龍装者 グルド54号》 2体、 《阿修羅サソリムカデ》 《終末の時計 ザ・クロック》 、タップされた 《グスタフ・アルブサール》 が最終盤面となった。

恐らく、トゥルチにもう一度ターンが渡れば間違いなくトゥルチの勝ちだろう。

そうはさせない、としーたは 《阿修羅サソリムカデ》 を手札から召喚。

彼の墓地にも、 《グスタフ・アルブサール》 は1枚。しかしトゥルチの墓地と違い、追加の 《阿修羅サソリムカデ》 もなく、出来ることは非常に限られていた。

墓地に一枚だけの 《グスタフ・アルブサール》 《ルドルフ・カルナック》 をバトルゾーンに出し、 《グスタフ・アルブサール》 《ルドルフ・カルナック》 の上に。 《ルドルフ・カルナック》 の効果で 《阿修羅サソリムカデ》 を破壊し、山札を少しでも薄くする。

しかし、彼の目はまだ死んでいない。 《グスタフ・アルブサール》 の攻撃宣言時、キズナプラス。

《阿修羅サソリムカデ》 を蘇生させ、その効果でデッキトップから二枚、墓地に落とす――。
集器医 ランプ
二つの灯火が墓地に。そして、その効果、「キズナ」により、 《グスタフ・アルブサール》 の効果を双方が受け継ぐ。

《終末の時計 ザ・クロック》 《水上第九院 シャコガイル》 、同時降臨。

攻撃キャンセルが行われ、 《水上第九院 シャコガイル》 のデッキ回復効果も不発。

《水上第九院 シャコガイル》 がしーたの山札を全て吸い込み、起死回生の逆転劇を演出した。

WINNER:しーた

去年のエリア予選覇者である砕月の盟友、しーたが見事DMGP入賞者であるトゥルチを破り、北九州エリアのチャンピオンとなった。おめでとう!
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