普段から岡山のCS等の運営に携わる彼にショートインタビューで、気になる質問を投げかけてみた。
--「本日は、優勝おめでとうございます。」

--「いち早くインタビューが取りたかったのですが、何といっても本日使用したデッキ。
凄いの一言に尽きるのですが、この独創的なデッキはどうやって作られたのでしょうか?」
恋「えっと、昨日作りました。」
--「え?昨日!?」
恋「そうなんですよ、昨日頭の中で考えて作りました。」
--「まさかの答えで驚いていますね。雛型もなかったのですか?」
恋「最初は光単メタリカにしようかと思っていましたが、闇文明のカードを足していくうちに何故か最終的にこうなりました。」
--「ここまでくるとメタリカタッチ闇というよりはマフィ・ギャングタッチ光になってますものね。
マフィ・ギャングのシナジーが凄く 《凶鬼03号 ガシャゴズラ》 《凶鬼33号 ブスート》 を意識して、
徹底的に3コスト以下の出た時能力を持ったクリーチャーの採用が目立ちますが、その中では異彩を放っているのが 《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》 ですよね。」
恋「はい、盾を割るのが怖くて、こういったカードがないと不安で。」
--「そこが重要で光文明はどうしても残ったのですね。昨日作ったっということでしたが昨日のエリア予選の結果は考慮に入れたのですか?」
恋「何となくビートジョッキーが多いよ、とは聞いていたので一応意識していますね。
ただ、頭の中で考えていた配分でビートジョッキーはもう大丈夫だろうということで、他のデッキとばっかり練習していました。」
--「それで、最後までビートジョッキーを倒しての優勝でしたから、うまくいきましたね。」
恋「ただ、最後に当たったひこうき君は唯一1ターン目から 《ホップ・チュリス》 で動いてくるデッキだったので 《凶鬼65号 カベドン》 を持っていなかったら危なかったですね。」
--「まさにその通りで、ひこうき選手の勢い凄かったですからね。
では、最後に日本一に向けての抱負や意気込みをお願いします。」

--「お、では日本一ではスペシャルなデッキが見られそうですか?」
恋「それが普段はCSの運営の手伝いをしていることの方が多いので、デッキは一つしか持っていないのですよ。」
と、筆者に教えてくれたデッキは何とも恋らしいデッキだった。
恐るべき発想力と、複雑なデッキの誘発能力を見逃さずに正確無比なプレイングを見せた恋がずっと使い続けているデッキとは一体何なのであろう?
そのデッキの全容も含めて、日本一で彼が台風の目になることに期待をしよう。