無限トークンを生み出す手段は以下の二通りです。
1. 《サヒーリ・ライ》 の二番目の能力と 《守護フェリダー》 の登場時能力でお互いを対象に取り合うことで、任意の数の速攻を持った 《守護フェリダー》 のコピーを並べる。
猫のクリーチャータイプを持つ 《守護フェリダー》 を量産する動きから、海外では『Copy Cat』の名でも親しまれているコンボ(アーキタイプ)です。


2. 《鏡割りのキキジキ》 の能力で 《詐欺師の総督》 や 《修復の天使》 などをコピーして、トークンの能力を使って 《鏡割りのキキジキ》 の能力を再起動、この二つを繰り返すことで任意の数の速攻を持った 《守護フェリダー》 のコピーを並べる。
旧来の 《欠片の双子》 デッキの流れを引き継いだ構築が一般的で、青赤キキジキと呼ばれることが多いアーキタイプです。


青赤無限トークンの特長は、デッキの柔軟性の高さです。
最速四ターンで無限ダメージを叩き出すスピードと決定力を誇りつつ、且つコンボには2枚のカードしか必要としないためデッキのスペースに余裕があり、瞬殺コンボでありながら妨害カードやサブの勝ち手段をふんだんに採用することができます。
そのため、コンボデッキ対決に強いコンボデッキとして立ち位置を確立しており、ビートダウンデッキやコントロールデッキ相手もフリースロットを上手に使うことで互角に渡り合うことができます。
■主に使用されるカード
1.瞬速持ちを中心にクリーチャーで対戦相手にプレッシャーをかける。


2.対戦相手のビッグアクションはすかさず妨害。





3.対戦相手が隙を見せたら無限コンボで一息にゲームを終わらせる。





■有利なデッキ
青赤無限トークンは、クリーチャーでのビートダウンが有効な、コンボデッキ対決で有利です。妨害カードをメインデッキにあまりとっていない親和のようなオールインデッキ相手も、コンボを決めやすいため、得意としています。
また、インスタントタイミングでの行動を得意とするため、エルドラージビートダウンやウルザトロンのようなソーサリータイミングでの行動に特化したデッキと戦うのが得意です。
親和
赤緑ウルザトロン
■不利なデッキ
青赤無限トークンは、自分よりも速いコンボデッキや、妨害手段を豊富に搭載しているデッキが苦手です。手札破壊とパーマネント破壊を兼ね揃えていて、ダメージレースにも強い死の影ビートダウンと、妨害カードが非常に豊富な青いコントロールデッキは、昔からの目の上のたんこぶです。
ジャンド
死の影ビートダウン
青白赤コントロール
■青赤無限トークン対策のサイドボード
《引き裂く流弾》《集団疾病》
《倦怠の宝珠》
《崇拝》
■主な俗称・類似デッキ
コピーキャット(Copy Cat)/トリコサヒーリ青赤キキジキ/青白赤キキジキ/青赤緑キキジキ
青赤欠片の双子/青赤ツイン/青赤双子/UR双子/URツイン
ツイン/コンボツイン/アグロツイン/テンポツイン
タルモツイン/ティムールツイン
グリクシスツイン/タシグルツイン
トリコツイン/ジェスカイツイン/トリコキキジキ